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[TGS 2016]「GRAVITY DAZE 2」のプレイレポート。重力を操る心地よいアクションと天真爛漫な主人公「キトゥン」の虜になる
国内では7月19日に行われた発表会に続く試遊のチャンスとなった今回,15分ほどプレイができたので,その模様を紹介しよう。
身にかかる重力を自在に操る「重力使い」である主人公のキトゥン。出展されているバージョンでは,プレイヤーがそんな彼女を操作して,新たな物語の舞台となる街「ジルガパララオ」に向かうのだが,まずは初心者コースと経験者コースのどちらかを選択することになる。初心者コースを選べば,新たなアクションを使用する場面になるとチュートリアルが表示されるので,前作を未プレイの人も安心して進められる。
本作の魅力である重力アクションは,[R1]ボタンで無重力状態のオン,[L1]ボタンでオフというシンプルな操作で使用できる。オンにしていれば,重力に縛られない自由な移動が可能で,オフにすれば文字通り地に足のついたアクションができる。画面だけを見ていると難しそうに感じるかもしれないが,触ってみれば意外にすんなりと,この心地のいい重力操作を楽しめるようになるはずだ。
異国情緒あるジルガパララオの街を歩いていると,キトゥンの敵「ネヴィ」が出現する。それらを通常のキック攻撃に加えて,重力を操る能力を使った「重力グラブ」と「重力スロー」という彼女ならではの攻撃で撃退しよう。
さらに本作では,動きが軽くなり素早い移動と連続攻撃が繰り出せる「ルーナチューン」と,スピードでは劣るものの,強烈な一撃が繰り出せる「ユピトールチューン」をタッチパッドのフリックで使い分けられる。基本の操作に慣れたら,こちらを使ってみるといいだろう。
ネヴィを退治したあとは,街の人からお礼の「肉串」をもらうも,それを鳥にさらわれてしまい,重力アクションで追いかけていく……というふうに,テンポよくどんどんストーリーが進んでいくのも爽快だ。
なにより,その会話や表情から天真爛漫な可愛さが溢れるキトゥンが魅力的で,その虜になってしまった。プレイ時間の関係もあり,ストーリーの演出を泣く泣くスキップせざるを得なかったのが悲しい。
美麗なグラフィックスや心地よい重力アクションはもちろんだが,キトゥンのキャラクターも本作の大きな魅力ではないだろうか。会場に足を運ぶ予定の人は,そんな彼女に会いに行ってほしい。
「GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2016」特設サイト
- 関連タイトル:
GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択
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