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Windows 10は7エディションに。リリース後1年間,Windows 8.x&7のユーザーは無償でアップグレード可能
- Windows 10 Home:デスクトップ&ノートPCやタブレットPC,2-in-1 PC向け。パーソナルアシスタント機能「Cortana」や,「Spartan」という開発コードネームで知られてきた新世代Webブラウザ「Edge」,顔認識機能「Hello」,ユーザーがどんなデバイスや入力方法で使っているかを自動検知する機能「Continuum」ユニバーサルWindowsアプリ(※いわゆるMetroアプリ)などを利用可能。Xbox Oneでプレイ中のゲームをキャプチャしたり共有したりする機能や,Xbox Oneプレイヤーとのマルチプレイ機能も提供される
- Windows 10 Mobile:スマートフォンおよび小型タブレット端末といった,タッチ操作が前提のデバイス向け。Windows 10 Homeと同じくユニバーサルWindowsアプリを利用可能だ。統合オフィススイート「Office」とContinuumはモバイル向けのものとなる
- Windows 10 Pro:デスクトップ&ノートPCやタブレットPC,2-in-1 PC向け。基本仕様はWindows 10 Homeと同じながら,業務上のデータを保護したり,リモートアクセスに対応したりといった形で,プロシューマや中小企業のニーズに合わせた拡張がなされている。ユーザー側でWindows Updateのタイミングを設定できる「Windows Update for Business」も利用可能
- Windows 10 Enterprise:中規模以上の企業向けで,ボリュームライセンス提供。Windows 10 Proに,ネットワーク管理者向けの管理機能やセキュリティ機能が追加されたものという理解でいい
- Windows 10 Education:Windows 10 Enterpriseに,教育機関向け機能を追加したもの。アカデミック版ボリュームライセンス提供となるが,Windows 10 HomeあるいはWindows 10 Proからのアップグレードも可能
- Windows 10 Mobile Enterprise:Windows 10 Mobileに,中規模以上の企業向け管理機能を追加したもの。こちらもボリュームライセンス提供となる
- Windows 10 IoT Core:低コストのIoT(Internet of Things)向け
4Gamer読者に関係があるのは,基本的に,Windows 10 HomeとWindows 10 Mobile,Windows 10 Proだろう。これら3エディションは,正式リリース後1年間に限り,Windows 8.xあるいはWindows 7から無償アップグレードが可能なので,Windows 10が気になっている人はこのことを忘れずにおきたいところだ。
なお,Xbox OneもWindows 10へのアップグレードが予定されているが,現時点で,Xbox One版Windows 10のエディションがどんなものになるかは明らかになっていない。
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