プレイレポート
本日発売「妖怪三国志」プレイレポート。400体以上の武将妖怪が登場する戦略的シミュレーションバトルの魅力に迫る
本作は,コーエーテクモゲームスの「三國志」シリーズと,「妖怪ウォッチ」のコラボレーションによって誕生したシミュレーションゲームだ。三国志武将の姿に変身したおなじみの妖怪達が,さくらニュータウンならぬ「さくら国」を舞台に新たな冒険を繰り広げていく。
今回は,発売に先がけて第3章までプレイしてみたので,これまでの「妖怪ウォッチ」シリーズとは一味違う「妖怪三国志」の魅力を紹介してみるニャン。
「妖怪三国志」公式サイト
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不思議な世界で冒険が始まるでうぃす!
「妖怪三国志」の物語は,ジバニャンとコマさん,USAピョンが,ひょんなことから「妖怪三国志」という本の中に吸い込まれてしまったところから始まる。3体の妖怪は離れ離れになってしまっただけでなく,なぜかヨロイ姿に……。そこで,元の世界に戻るために「八つの宝珠」を探すことになるのだ。
じっくりと頭を使うバトルシステムでうぃす!
ゲームの基本的な流れは,自軍の武将妖怪を強化しながら,敵軍の施設に出撃して勢力を拡大していくというもの。そのバトルシステムは,「妖怪ウォッチ」シリーズでは初となる「行動順ターン制」のバトルとなっている。
自軍の武将妖怪の順番が回ってきたら,マップのマス上を移動して,敵の武将妖怪を攻撃していく。ただし,むやみに敵軍のど真ん中に向かって突撃すればいいというものではない。それでは多数の敵に囲まれたり,一斉攻撃を受けたりといったピンチを招いてしまうズラ。
とくに2体の武将妖怪で敵を挟むと発動できる「コンビわざ」は,通常の攻撃よりもダメージが大きいので,挟まれないように移動したいところ。もちろん,自軍の武将妖怪を行動させるときは,できるだけ敵を挟んで攻撃できる位置に移動するといいだろう。
さらに「妖気ゲージ」が満タンになると,「ひっさつわざ」が使えるようになる。これも武将妖怪によって効果はさまざまだが,ジバニャンの「ひゃくれつ肉球」は効果範囲が広く,複数の敵を同時に攻撃できる大技だ。
また,「とりつく」「ようじゅつ」「ひっさつわざ」は少し離れたマスに効果範囲が及ぶものが多い。こうした武将妖怪の情報も,出撃前に把握しておきたいところだ。
そして,バトルのカギを握る存在がマップに登場するアイテムだ。「とりつく」と「ようじゅつ」の使用回数を回復できる「スタミナム」,妖気ゲージが一気に溜まる「妖気玉」を手に入れれば,バトルを有利に進められる。
ただし,敵にアイテムを取られることもあるので注意が必要。どのルートで進み,どのタイミングでアイテムを取るべきか。バトルの状況と合わせて,作戦を練る必要があるというわけだ。さすが兄ちゃんズラ〜!
自軍の武将妖怪を強くするでうぃす!
もちろん「妖怪ガシャ」も健在だ。何が出てくるのかは運任せだが,「妖怪ガシャコイン」で回して,仲間やアイテムを入手できる。
なお,本日から6月3日までの期間限定で,「スペシャルコイン」「5つ星コイン」に妖怪ガシャコイン(8枚)がセットになった「おおばんぶるまいセット」が配信中。インターネットに接続できる人は,この機会をお見逃しなく(関連記事)。
敵が強くなってくると,自軍の武将妖怪の強化が欠かせない。そんなときは,サブクエストにあたる「たのみごと」に挑戦してみよう。中にはバトルが発生しないものもあるが,クリアすると手に入る「ごほうび」のアイテムで武将妖怪を強くできるはずだ。
また,クエストで手に入れた素材のアイテムを集めると,ショップで装備品が作れる。武将妖怪1体につき,装備品を1つ装備できるので,長所を伸ばしたり,短所をカバーしたりできるダニよ。
やっぱりビッグボスは手強いでうぃす!
「妖怪三国志」でも強大なビッグボス達が登場する。最初にプレイヤーの前に立ちはだかる「赤鬼呂布」は,通常の武将妖怪の何倍もの大きさで,パワフルな攻撃を仕掛けてくる強敵だ。
赤鬼呂布は広範囲にダメージが及ぶ攻撃を持っているので,なるべく自軍の武将妖怪が固まらないようにして近づきたいところ。しかし,力を溜めてから放つ「鬼やばスタンプ」はさらに攻撃範囲が広い。力を溜めている間に,赤鬼呂布から離れておかないと……タイヘンなことになるでうぃっす!
「妖怪三国志」はまだまだ奥が深いでうぃす!
「妖怪三国志」の序盤をプレイした感想をまとめてみたが,武将妖怪とアイテム,または武将妖怪同士を組み合わせて,より強い武将妖怪を誕生させる「合成」や,最大4人のプレイヤーでビッグボス討伐に挑める通信プレイ,すれちがったプレイヤーとのバトルなど,今回紹介できなかった要素はまだまだある。もちろん妖怪大辞典を埋めるだけでも,かなり長時間遊べるボリュームだ。
これまでの「妖怪ウォッチ」シリーズにはなかった,シミュレーションゲームならではの戦略性をじっくりと楽しんでみてほしい。
「妖怪三国志」公式サイト
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(C)LEVEL-5 Inc./コーエーテクモゲームス