イベント
[TGS 2016]「NieR:Automata」のステージイベントをレポート。体験版配信や限定版の発表,ゲーム初心者でも楽しめる「オートモード」の実機プレイも
ただし,ヨコオ氏はご覧のスリムな姿である(おなじみのマスクを被ったマネキン人形)。「もうボディはいらないです。サヨウナラ」という発言も飛び出した |
イベントの中盤に転倒してしまったヨコオ氏は,見るも無残な状態に……(制作費用は5万円だったそう) |
「生存」ではなく「死亡」になりました。 pic.twitter.com/d58VQJ66mR
— yokotaro (@yokotaro) 2016年9月17日
冒頭のキャラクター紹介では,まず「2B:ヨルハ二号B型」を演じる石川さんから,「もっと感情を抑えて」と言われながら収録に臨んだことが明かされた。ただ,「物語が進んでいくうちに感情が爆発するシーンもあるので,楽しみにしてほしい」と語っていた。
一方,内面に少年と大人の両面を合わせ持つ「9S:ヨルハ九号S型」を演じる花江さんは,「途中からスゴイことになっていくキャラクター」と紹介し,収録については「一生分,叫んだかな」とコメントしている。
会場では実機プレイも披露され,「オートモード」の詳細が明らかになった。
オートモードは,戦闘中であっても「オン」「オフ」を切り替えられるもので,オンにするとキャラクターが自動で敵を攻撃したり,確実に回避したりするという要素だ。つまり,プレイヤーはボタンを押す必要がなく,「移動」するだけで敵を倒しながら先に進めるという。
実際,アクションゲーム初心者の石川さんがプレイしてみると,敵の苛烈な攻撃を華麗にかわしつつ,次々に敵を撃破していった。
齊藤氏は「アクションゲームが苦手な人でも,『NieR:Automata』のストーリーを楽しめるように」とオートモード実装の意図を語り,なかなか大胆な仕様ではあるが「NieRならアリ」と判断したそうだ。
ちなみに,「銃撃」「近接攻撃」「回避」といった要素ごとでも,オン/オフを設定できるとのこと。
なお,ヨコオ氏は,イージー難度のときだけ,オートモードを選択できるようにしたい意向だそう。ただし,「難度がハードじゃないと見られないストーリーは一切ない」とのこと。「そんな面倒くさいことにしていない」と力強く言い切っていた。
開発の進行状況については,田浦氏から「ゲームの全体像はできあがりました。前作を知っている人はより楽しく。知らない人も,しっかり楽しめる作品を目指している」とメッセージが送られた。
イベント中,「なかなかやる気が出ないんです。昨日も酒飲んで寝ちゃいました」と,本心ともブラフとも取れる発言を繰り返すヨコオ氏だったが,「そろそろ本気を出していきます」と語っていたので,発売日を楽しみに待ちたい。
ヨコオ氏の「狂った美しい世界が,また花開くことになる」(田浦氏)のは,2017年2月23日(※PlayStation 4版)だ。
「NieR:Automata」公式サイト
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