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激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団公式サイトへ
  • コンパイルハート
  • 発売日:2015/10/15
  • 価格:【通常版】7344円(税込),【 限定版】10584円(税込),【DL版】6480円(税込)
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爽快感はそのまま,アクションはより骨太に。「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」のプレイレポートを掲載
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印刷2015/10/10 00:00

プレイレポート

爽快感はそのまま,アクションはより骨太に。「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」のプレイレポートを掲載

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 コンパイルハートから,PlayStation Vita用ソフト「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」が2015年10月15日に発売される。本作は,2014年8月28日に発売された「超次元アクション ネプテューヌU」に続く,「ネプテューヌ」シリーズとしては2本めとなるアクションゲームだ。

 今回の主人公は,2014年末に行われたファン投票イベント「ゲイムギョウ界総選挙」にて,ぶっちぎりの優勝を果たしたブラン様だ。つまり本作は,そんなファン達のルウィー信仰が形になった作品と言えないこともない……かもしれない。
 4Gamerでは,そんな本作を一足先に遊ぶ機会を得たので,さっそくプレイレポートをお届けしたい。

左から,通常版と限定版のパッケージ
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「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」公式サイト



ゾンビが出たぞ! そうだ,ゾンビ映画を撮ろう


 今回の舞台となるのは,ゲイムギョウ界のどこかに存在するという学校施設「私立ゲイム学園」。この学園は,ゲイムギョウ界を守る女神達が,人間のことを学習するために設立された“守護女神と人間が共に学ぶ学園”なのだという。なんだ,その夢のような学園は!? 筆者も入学させてくれ!

 ゲームを開始すると,そんな私立ゲイム学園がさっそく廃校の危機に直面していることが判明する。少子高齢化の影響で,入学希望者が減っているらしい。

制服と言いながらも,全員少しずつデザインが違うあたり,やはり女神様は特別なのだろうか
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 そこで,我らがブラン様は廃校を阻止するため,映画研究会に所属するネプテューヌと手を組むことを決意。共に自主制作映画を撮影し,アマチュア映画コンクールで賞を獲得することで,入学希望者を増やそうと考えたのだ。

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 タイトルになっている“ゾンビ軍団”をパーフェクトにスルーしている導入部分だが,ゾンビはこのあと,ちゃんと登場する。というのも,ブラン様が映画撮影を開始しようとしたちょうどその頃,なぜか学園の生徒がゾンビ化する事件が発生してしまうのだ。

 女神達は事態の解決にあたるが,ここで頭脳明晰なブラン様はさらなる一計を案ずる。それは「事件解決の様子を映像に収め,ゾンビもの映画を1本撮ってしまおう」というものだった。次元とか,いろいろ超えて戦ってきた女神一同だけに,今さらゾンビが出たくらいでは驚かないらしい。

敵として登場するゾンビ達は学園の生徒だが,女神(および,女神に親しい人物)が撃破することで,人間の姿に戻ることができるそうだ。ゾンビを発見したら,人助けだと思ってザクザク切り捨てていこう
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 そんな経緯から,本作の物語はスタートする。終始,まったく危機感のない出だしだが,果たして女神達はゾンビを発生させている黒幕を探し出し,廃校寸前の学園を(映画で)救うことはできるのだろうか。

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普通に映画撮影を楽しむ女神達。かなり危機的な状況なのだが,ゾンビにされている生徒達も楽しそうだ
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バランス調整が施され,正統進化を遂げたアクション


 さて,ここからは具体的なゲーム内容を紹介していこう。本作のストーリーモードでは,順繰りに登場するステージを攻略することでシナリオが進行する。

 各ステージは「カット」と呼ばれており,ステージ攻略が映画撮影の一環であることを示している。ゲームジャンルは純粋なアクションゲームだが,選択した出撃キャラクターによって一部のシナリオ演出が変化する場面もあるようだ。

ステージ(=カット)は「敵を一定数撃破する」や「◯◯を倒す」といった,特定の条件を満たすことでクリアとなる
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一度確認したシナリオはギャラリーモードに記録されるので,何度でも視聴可能だ。まだ見ていない隠しシナリオについては,開放するための“ヒント”をチェックしながら探してみよう
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 バトルに挑む際は,必ず2人でタッグを組んで戦うことになる。操作キャラクターは個別に体力ゲージを持っており,両方とも戦闘不能になった時点でゲームオーバー。控えのキャラクターの体力は時間経過で回復するので,操作キャラクターをローテーションしながら戦おう。

□ボタンで発動するノーマルアタック(弱攻撃)と,△ボタンで発動するビリオンアタック(強攻撃)が戦闘の主軸だ。この2つのボタンの組み合わせによって,キャラクター独自のコンボを繰り出せる
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 アクション部分の基本的なシステムは,前作にあたる「超次元アクション ネプテューヌU」から引き継がれており,そこにさまざまな調整や改良が加えられている。とくに大きな変化が感じられたのは,敵のアクションパターンと,操作システムに関する新要素だ。

 まず,前作と比較して敵全体の攻撃頻度が上がっている。そのため,以前のような「とりあえず突撃して連打コンボ」という戦い方が通用しないシーンが増え,ある程度の状況判断が求められるようになった。とくにボスは大幅に強化されており,雑魚と同じ感覚で戦っていると簡単にやられてしまうだろう。

 スムーズに攻略を進めるためには,新たに追加されたロックオン機能(Lボタン長押し)とガード機能(Rボタン)を活用して,敵の行動パターンを見極めていく必要がある。

ガードはダメージを完全に防いでくれるわけではないので,ずっとガードばかりしているとジリ貧になって負けてしまう。攻撃パターンを確認し,反撃に転じられるタイミングを探すべし。ガードの瞬間に左スティックを倒すと「ジャストガード」が発動し,受けるダメージが0になるので,そちらを活用するのもアリ
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キャラクターの固有技「SPスキル」を使用するための「SPゲージ」は,本作では1本(非ストック制)に変更された。スキル使用時の消費量も一律で1本だ。ただし,ゲージの回復方法が“時間経過”に変更されたので,敵を攻撃してゲージを稼ぐ必要はなくなっている
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戦闘を重ねると「AP」が累積し,これを消費することでキャラクターのステータスを底上げできる。どうしても勝てないボスが現れたら,こちらでステータスを補強しよう。「TECHNIC」の項目だけはやや特殊で,こちらを強化すると新たなコンボルートが開放される
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 また,本作からは新キャラクターであるタムソフト(CV:小清水亜美)が登場。さらに「神次元ゲイム ネプテューヌV」のピーシェ(CV:悠木 碧)とプルルート(CV:花澤香菜),「新次元ゲイム ネプテューヌVII」の天王星うずめ(CV:本多真梨子)が新たに参戦している。

 4人ともに,新キャラクターらしい特徴的な能力を持っているので「もう前作は遊び倒したよ!」という人は,彼女らを使って遊んでみることをオススメしたい。

姉御肌の剣豪少女,タムソフト。広範囲を巻き込んで攻撃する技が多く,集団戦で活躍してくれる。コンボルートの幅も広く,TECHNICを開放すれば強力なコンボを展開可能だ。ただし防御力と体力は低いので,ボス戦では慎重に立ち回ろう
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「神次元ゲイム ネプテューヌV」から参戦のピーシェ&イエローハート様。リーチは短いものの,移動しながら攻撃できる技が多いため,中型のボスと戦うときに重宝する。これは余談だが,彼女は本作の仲間の中で最も胸部が小さく(変身前),そして最も大きい(変身後)
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プルルート&アイリスハート様は,変身前と変身後でまったく異なる戦闘スタイルになる,珍しいキャラクターだ。変身前は攻撃範囲が特殊で移動速度も遅めだが,変身後はさまざまな性能が大幅に向上する。可能な限り,変身状態を維持しながら戦いたい
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手に持ったメガホンと拳で戦う,天王星うずめ&オレンジハート様。リーチが短く攻撃範囲も狭めだが,すべての攻撃がチャージ(長押しによる強化)に対応しており,コンボの威力も高い。防御力を強化して,ボス戦で活躍させてあげよう
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キャラクターはゲームの進行に応じて開放されていく仕組みだ。ゲームをクリアすると,常時変身状態のキャラクターも使用可能になる
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最大4人で遊べる協力プレイにも要注目!


 上述のとおり,大幅なバランス調整が施された本作だが,前作からの持ち味である爽快感はしっかりと維持されている。全体的に,前作の長所を残しつつ,歯ごたえのあるゲームバランスを持たせたような印象だ。SE(効果音)やエフェクトといった細かな部分にも調整が加えられており,アクションゲームが好きな人なら間違いなく楽しめる作品に仕上がっている。

シリーズを通して登場している,自由度の高い外見カスタマイズ要素も健在
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キャラクターの服装は,特定の素材を集めることで開放されていく
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 今回は発売前のプレイだったので詳しく紹介できないが,本作には最大4人で遊べる協力プレイモードも用意されている。本編では登場しない巨大なボスも多数出現し,かなり遊びごたえのある内容になっているので,ぜひ友達を誘って遊んでみよう。

協力プレイモードにのみ登場する巨大なボス。一応,筆者も挑んではみたが,一人では中々倒せそうにない。友達がいる人は,仲間と助けあって撃破に挑戦してみよう
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クエストをクリアすると「プレイヤーランク」が上昇し,より難度の高いクエストがアンロックされていく。また,素材やアイテムが多数手に入る曜日限定の特別クエストなども用意されているので,こちらもうまく活用しよう
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 なお,ゲームの舞台は相変わらずパラレルワールドという設定なので,「ネプテューヌ」シリーズを一切知らなくても問題なく遊ぶことができる。ブラン様のファンはもちろん,信仰を捧げたい女神もしくは女神候補生を見つけた人は,この機会に本作を手に取ってみてほしい。

筆者のオススメは,集団戦でとくに実力を発揮するネプテューヌと,遠距離からボスにダメージを与えられるユニの組み合わせ。どんな場面でもバランス良く戦える
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「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」公式サイト


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