プレイレポート
全身を使って楽しめる体感競技ゲーム「マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケードゲーム」。本日開始のロケテストに先駆けたプレイレポートを掲載
それに先駆けて,このロケテストバージョンが先行体験できるメディア向けの試遊会が行われたので,その模様をレポートしよう。
「マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケードゲーム」ロケテストスケジュール
- 「セガ 東京ドームシティ」(東京都文京区後楽1-3-61)
実施期間:2015年12月9日(水)〜2016年1月6日(水)
- 「セガ池袋GiGO」(東京都豊島区東池袋1-21-1)
実施期間:2015年12月11日(金)〜2016年1月6日(水)
- 「セガ イオンモールむさし村山」(東京都武蔵村山市榎1-1-3-2059)
実施期間:2015年12月11日(金)〜2016年1月6日(水)
「マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケードゲーム」公式サイト
10種類の競技が楽しめる体感型パーティゲーム
2015年夏開催のプライベートショウに出展されたバージョンから種目が追加され,9種目+ボーナス1種目の計10種目がプレイできるようになった今バージョン。以前に紹介した「100m走」「ハンマー投」「やり投」「アーチェリー」は,一部の操作に若干の変更があった以外,プレイフィールに大きな変化はないようだったので,そちらはその時の記事を参照いただくとして,本稿では新たに登場した競技を中心に,レポートをお届けしよう。なお,写真の筐体は開発中のもので,実稼働時は下に掲載したデザインになるそうだ。
ゲームは1種目を選んで練習やランキングに挑戦する「トレーニングゲーム」と,2種目を選んで総合優勝を目指す「オリンピックゲーム」の2モードがプレイできる。
今回のロケテストで追加となったのは「110mハードル」「走幅跳」「トランポリン」「100m自由形」「新体操クラブ」の5種目で,いずれの競技も足元のフットパネルと2本の大きなスティックを使って操作する形だ。フットパネルは足踏みによってランニングとジャンプができ,これらを駆使しながら最大4人での同時プレイが楽しめる。
今回のバージョンで最初に選択できるキャラクターは,マリオ,ルイージ,ピーチ,クッパ,ワリオ,ヨッシー,ソニック,テイルス,ナックルズ,エミー,エッグマン,シャドウの12キャラクター。またセガ・インタラクティブのICカードAimeを使ってプレイを重ね,ゲーム中の「スタンプ」を集めていくと,通常では選べないドンキーコング,クッパJr.,ベクター,メタルソニックの4人を使えるようになるとのこと。
またAimeの使用時には,各種目やキャラクターごとの記録を参照したり,ネットワークによる全国ランキングへ参加したりなど,ゲームをより深く楽しむためのギミックも用意されている。
ここからは新たに公開された5つの競技種目をチェックしていこう。
110mハードル
「100m走」と同様のランニング競技で,2本のスティックを前に倒してパワーを溜め,合図で手前に引いてスタート。フットパネル上で足踏みで走り,ハードルの手前でタイミングよくジャンプしながらゴールを目指していく。
ジャンプは画面のカウントダウンを目安に行うのだが,タイミングを間違えると跳び越えられずにタイムロスとなることも。また最後のハードルでジャンプが成功すると,うまく成功させるとラストスパートがかかるギミックもある。
走幅跳
足踏みによる助走から,踏み切りラインでタイミングよくジャンプして,その距離を競う。110mハードルと同様,ジャンプのタイミングは画面に現れるカウントダウンが目安となる。さらに,ジャンプ中にもカウントダウンが表示され,空中でもう一度ジャンプすることでさらに飛距離が伸ばせる。空中では思わず手すりを持って両足を上げてしまいたくなるが,残念ながらその必要はない(てすりはちゃんと握っていた方が安全だが)。2回チャレンジして,成績がいいほうが記録となる。
トランポリン
フットパネルの上でジャンプして,キャラクターが空中にいるときに,スティックの入力でポーズを決めると得点となる。合計6回のジャンプのうち,3回目のジャンプからスティックによる入力が可能で,画面に表示されるコマンドをスティックを使って入力していく。コマンド入力を連続で成功させるとコンボになり,スコアがアップする。
最初のうちは2本とも同じ方向のコマンドなので簡単だが,次第に別の方向を指し示すようになるので注意が必要だ。このときはコマンドの色が青から緑に変わるので,それを意識しておくと成功させやすい。
100m自由形
スティック2本を同時に素早く回して泳ぐ競泳種目。スタート時は100m走や110mハードルと同様,2本のスティックを前に倒してから後ろに入れて飛び込み,ターン直前とゴール直前でタイミングよくジャンプをすることで記録が伸びるようになっている。
この競技では,一部のキャラクターが水着を着て登場することにも注目。ソニックは元々泳げない設定があるので,この競技に挑むときはライフジャケット風の水着を着ているのも面白い。
新体操クラブ
新体操のクラブ(こん棒)演技。ほかの競技とは雰囲気が異なり,リズムゲーム風のルールになっているのが特徴だ。ドヴォルザークの「新世界より」をBGMに,画面の2本の縦ライン上に現れるコマンドを,スティックで入力してコンボを決めていく。成功すると画面に下にあるテンションが上がり,スコアがアップ。こちらもコマンドは徐々に難しくなり,スティックの入れっぱなしや回転,交互入力,あるいはジャンプなどが挟み込まれるようになる。プレイした印象では,ほかのどの競技よりもテクニカルな印象だ。
アーケードゲームならではのダイナミックな体感操作が魅力の本作。ちなみに筐体はかなり頑丈に作られているとのことで,とくに「ハンマー投」や「やり投」の投擲時などは,かなりガチャガチャとやりたくなるのだが,それでもまったく問題ないという。基本ルールはシンプルなので,家族やカップルなどでも楽しめるのが嬉しいところだ。また全国レベルのランキングにも挑戦できるので,体力や技術に自身のある人は,新記録にもチャレンジしてみるのもいいかもしれない。
今回のロケテストは約1か月間程度と,かなり長い期間楽しめる予定になっているので,マリオやソニックのファンに限らず,この年末年始に該当店舗に足を運んでみてはいかがだろうか。
「マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケードゲーム」公式サイト
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マリオ&ソニック AT リオオリンピック アーケードゲーム
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『マリオ&ソニック AT リオオリンピック(tm)-アーケードゲーム』は、セガ・インタラクティブが、国際オリンピック員会(IOC)のインタラクティブ・ソフトウェアに関する独占的ライセンシーであるInternational Sports Multimedia(本部:米国ジョージア州、会長兼CEO:Raymond Goldsmith)の独占的許諾を受け、任天堂株式会社の協力のもとで開発しております。