このゲームの読者の評価
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妄想したもん勝ちの突き抜けた体験が味わえるゲーム 70 - 投稿者:ベーコンマニア(男性/40代)
- 投稿日:2017/10/25
- 良い点
- ・現実には無い体験ができる、という一点ではとても突き抜けている。
・ウルトラマンやエヴァなどお馴染みのキャラクターを贅沢な使い方で登場させている。
・ヒロインにクセが無く、主人公の足を引っ張ることが無いので安心できる。
・操作自体は難解では無いので、アクションが苦手でも先に進める。
・中途で発生する選択肢が豊富で、それに対するリアクションも色々あって良い。
・ゴーゴーカレーがとても美味しそうに表現されている。
(現在3周目を女性主人公でプレイ中) - 悪い点
- ・処理落ちがひどい。
・主人公やヒロイン、モブ等、人物キャラクターのモーションが滑稽。
・ゲームの性質上、巨影よりも等身大の敵のほうが脅威に感じられる箇所が多かった。
・演出上カメラ位置が強制的に変更されてしまうと、その後でどちらに進めば良いのかわかりづらくなる。
・ゲームオーバーになりやすいポイントがある割には、リトライまでのローディングが長い。
・シナリオ進行において興味を引く謎が次々提示されるが、エンディングで納得いく解決が提示されたとは言い難かった。
・周回引き継ぎ要素がほぼ無いため、一周のうちに頑張ったところで、そこで収集した装備やアイテムを活用する場がない。 - 総評
- 巨大な何かに遭遇したとき、人はどう振る舞い、生き抜くべきか……?
そんな突き抜けたアイディアを、お馴染みの巨大なキャラクターをふんだんに使用して実現した稀有なゲーム。
ウルトラマンが戦い、ゴジラが咆哮し、ギャオスが飛び交う。なのに見上げる余裕もなく走り抜けるしかない。こんな贅沢な「客演」を、私はこのゲーム以外で見たことがない。
胸躍るシチュエーションの数々に驚きつつ、主人公が呆気なく踏みつぶされる度に、人間とは小さく脆い存在なのだなということを痛感させられる。
そういったゲームならではの体験に心ときめくが、巨影以外の演出部分で至らない箇所が多く、萎える点もあった。
巨影に追われ、逃げ込んだ先での人びとの危機感や緊張感の無さには閉口させられる。もちろん、事件に遭遇してついスマホで撮影してしまう現代人の揶揄の範囲であるなら良いが、劇中の世界が危機に対して無思慮で無策である。
だがこれは、怪獣が街に現れて巨人と戦いを繰り広げても、“次週”になると平然とその街で人びとが暮らしているというテレビ特撮の世界観をオマージュしたものなのかもしれないと思うことにした。
加えて、残念なのはシナリオのテキストである。主人公やヒロインのシュールな会話はそれ自体が味なので、まったく気にならなかったが、演出やモブのセリフが薄い。
例えば冒頭で列車が大きく揺れたときのアナウンス。「姿勢を下げてください」などは校閲でチェックすべき部分。姿勢は「低く」するものだし、急ブレーキ時の車内アナウンスを一度でも聞いたことがあれば、まず自動でつり革や手すりに掴まるような誘導が流れ、その後、事態把握に努める運転手と車掌の遣り取りがスピーカーから漏れ聞こえるなどをテキストにできたはずである。
そういう細かい点をつつきたくなるのは、ゲーム中に処理落ちが多くて素に戻る瞬間が何度もあるためだ。もし処理落ちなく快適に進行できていたなら、没頭するあまり細かいことは気にならなかっただろう。
総合すると、このゲームは妄想の強度の高いゲームプレイヤーであればあるほど楽しめるゲームといえる。是非、巨影に怯え逃げ惑う群衆の中で、人間の儚さを感じてほしい。
蛇足だが、あるシーンでしっとりとした雰囲気の挿入歌が流れる。その間、主人公とヒロインを映さないことで何をしているのかを想像させ、ロマンチックな雰囲気を醸したいのだと思われるが、無駄なカットが多くてかえって妄想が萎んでしまった。もうちょっと、何らかの機械が律動している様子とか、波が大きく打ち寄せて砕けるなどの(ありがちだがわかりやすい)象徴表現を使ってほしかった。 - プレイ時間
- 5〜10時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 1 2 3 -
独特の魅力はあるがいろいろ残念なゲーム 35 - 投稿者:ジオ(男性/30代)
- 投稿日:2017/10/25
- 良い点
- ・巨影、ウルトラマンやゴジラ、エヴァ、イングラム等が一応実寸大で存在し、その大きさや迫力を感じられる
・シチュエーションを再現しているので、思わずにやって出来ることもある
・豊富な選択肢。お笑いやお馬鹿要素もある
・アイレム風味が少し感じられる
・歌はとても良い
・トロフィーがすぐプラチナ取れます - 悪い点
- ・圧倒的な技術力不足が全編で感じられる
・主人公のモデリングがチープで、顔の造形がいまいち。女主人公は可愛くは無い
・モブや背景のモデリングがチープ。エフェクトも雑
・すぐに処理落ちが起こり、信じられないくらいに重いシーンが多数ある
・削られた箇所を何度か感じる
・視点が強制されるシーンが何度かあるが、それなりに急がさせるのに視点の関係上自分の進行ルートが把握するのが難しく、マップ見て走るようになること
・周回特典が無い。せめて衣装の引き継ぎは欲しい - 総評
- >独特の魅力はあるが、人にはお勧めできないゲーム<
とにかく技術力不足を感じさせるし、いま、この時に出すPS4のゲームとはとても思えない。残念ながら金額とゲームの値段が釣り合っているとは言えない。
各種巨影の足元を彷徨きたいという人以外は買わない方がいいと思える位。蹴られて死んであははと笑える人にはいいかもしれません。
絶体絶命都市を求めている人にはお勧めできません。違いすぎます。
あ、馬鹿な選択肢を選んでプレイするのを見て貰うような人にはお勧めできます。
(2周しました) - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 1 5 1 2 1
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