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「Detroit:Become Human」に登場する6人のキャラ,物語の原点となる「BEYOND:Two Souls」の特典映像「KARA」との関連性を紹介
本作の特徴は,プレイヤーの選択で未来が分岐し,物語が変化していくという“オープンシナリオ・アドベンチャー”である点。物語の経緯だけでなく,最終的な着地点もプレイヤーの選択によって大きく変わるなど,プレイヤー自身が紡いだ“自分の物語”になり,シナリオ全体に対する印象もプレイヤーごとに異なってくるとうたっている。
本稿では,ゲームの概要を簡単にまとめつつ,物語を彩るキャラクター達の追加情報をお届けする。
なお,ここで紹介する内容と関連する情報が,3月12日に掲載した記事にも掲載されている。基本的には本稿で完結するようにまとめてあるが,より詳細な情報を知りたい人は,合わせてチェックしておくといいだろう。
アンドロイドは生産性や利便性を向上させ,経済の発展に寄与しているが,一方でアンドロイドに職を奪われることによって失業率が上昇し,貧富の差の拡大も招いている。
これにより,反アンドロイド感情を持つ人々によるアンドロイドの破壊など,暴力行為も発生している。
また,原因や規模は一切不明ながら,自意識や感情を持つかのような振る舞いをする,「変異体」と呼ばれるアンドロイドも出現するようになっていた。
「Detroit: Become Human」では,この事件をきっかけに物語が展開していくことになるのだ。
メインキャラクターとなるのは,アンドロイドの「コナー」「マーカス」「カーラ」。3人のそれぞれ異なる立場,置かれる状況,そして紡がれる物語から,アンドロイドは“モノ”と考える人間側,自意識を持った“生命”だと主張するアンドロイド側,どちらの立場に共感して行動するかをプレイヤーが決めていく。その判断によって,物語の展開は大きく変わっていく。
コナーは,変異体アンドロイドの事件捜査のために実戦投入された,最新鋭のアンドロイドだ。
アンドロイドでありながら“人間側”の立場にあるコナーは,アンドロイド達の暴走と反乱を阻止するべく奮闘する。コナーが事件の“真相”にたどり着けるかどうかは,プレイヤーの判断に委ねられる。
コナーに関わる人物として今回公開されたのが,殺人と立てこもり事件を起こしたアンドロイドの「ダニエル」,およびコナーとタッグを組むことになった,アンドロイド嫌いの老警察官「ハンク」だ。
マーカスは,モデルナンバーRK200というプロトタイプという情報以外,詳細が分からない謎のアンドロイド。“変異体”となったアンドロイド達のリーダーとして,権利を求める活動をしている。
プレイヤーはマーカスの行動を通じて,アンドロイドと人間の対立を平和的に解決するか,それとも暴力的な破壊をもって革命を成し遂げるのか,その行く末を決めることになる。
ここでは,マーカスが以前生活補助を行っていたという老人画家の「カール」,アンドロイド解放をマーカスとともに目指す「ノース」の情報を掲載する。
カーラは,組立の段階で技術的な問題が発見され解体されるはずだったアンドロイドなのだが,なぜか出荷され,現在はある家庭で生活補助を行っている。
ここで紹介するのは,カーラの所有者である「トッド」,トッドの娘の「アリス」だ。
子どもに暴力を振るう父親に対して,アンドロイドとして所有者の命令に従うのか,子どもの命を守るために行動するのか,その決断が以後のカーラの運命を決めていく。
なおカーラについてだが,「BEYOND: Two Souls」のボーナスコンテンツに含まれる特典映像「KARA」が,「Detroit: Become Human」の物語の原点になっている(関連記事1/関連記事2)。
映像「KARA」は,当時の新リアルタイム3DエンジンとPlayStation 3の性能で,“感情の表現”をどこまで再現できるかを追求した技術デモ。
7分間のショートストーリーで,当時はまだ「Detroit: Become Human」の構想すら生まれていなかったが,結果として「Detroit: Become Human」に登場するカーラにつながっていくことになったそうだ。
YouTubeのPlayStation Japanチャンネルでは,この映像「KARA」が公開されている。脚本家兼ディレクターのデヴィッド・ケイジ氏が映像「KARA」を振り返るインタビュー映像も公開されているので,内容が気になるという人は,以下の映像をチェックしておくといいだろう。
ちなみに,今回の映像「KARA」では、カーラの日本語吹き替えが「Detroit: Become Human」にあわせ,佐古真弓さんにより再録されているとのこと。(関連記事)。
「Detroit: Become Human」公式サイト
画面は開発中のものであり,最終仕様とは異なる場合があります。(C)2016 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Quantic Dream.
- 関連タイトル:
Detroit: Become Human
- 関連タイトル:
BEYOND: Two Souls
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(C)2018 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Quantic Dream.
(C)2016 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Quantic Dream.
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