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権利問題に揺れる「System Shock 3」。Nightdive StudiosのCEOは“TencentにIPが売却された”と海外メディアに明かす
デベロッパのOtherside Entertainmentに,System Shock 3のディレクターとして,著名なゲームデザイナーであるウォーレン・スぺクター(Warren Spector)氏が参加(関連記事)し,開発が進められていたが,2020年5月に中国の大手IT企業TencentがSystem Shock 3の開発に参加することが報じられてから(関連記事),その後の動向は明らかにされていなかった。
海外メディアVGC - Video Games Chronicle(リンク)は,System ShockのIPを所有するNightdive StudiosのCEOであるスティーヴン・キック(Stephen Kick)氏が,System Shock 3のIP所有について言及したと報じている。
VGCによると,キック氏は「現在はTencentがSystem Shock 3の権利を持ち,Nightdive StudiosはSystem ShockとSystem Shock 2のリメイク権利を保持している。3作目が作られるかどうかは,今やTencent次第だ」と語ったとのこと。
このあたりの権利関係は,なかなか複雑な感じだが,我々ゲーマーとしては,無事にSystem Shock 3がリリースされることを願いつつ,吉報を待ちたいところだ。
VGC - Video Games Chronicleのトピックス「System Shock’s owner says it’s now up to Tencent if sequels get made」(英語)
「System Shock 3」公式サイト
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System Shock 3
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