Lenovo，薄型ゲームノートPC「Legion Slim 7i」を発表。厚さ17.9mmでRTX 2060 Max-Q＋i9-10980HKの搭載も可能

　ドイツ時間2020年8月31日，Lenovoは，ゲーマー向け製品ブランド「Legion」より，15.6インチディスプレイを搭載した新型ノートPC「Legion Slim 7i」（以下，Slim 7i）を世界市場に向けて発表した。CPUに「Core i9-10980HK」を，GPUに「GeForce RTX 2060 Max-Q」を搭載可能でありながら，厚さ17.9mmで公称本体重量約1.8kg以上という薄型筐体を実現したのが特徴だ。世界市場では2020年10月の発売を予定しており，価格は税込1299ユーロ（約16万3000円）からとなっている。なお，国内発売の予定については明らかになっていない。

Legion Slim 7i

　本製品は，2020年5月に国内発売となったゲーマー向けノートPC「Legion 750i」（世界市場ではLegion 7i）の薄型モデルという位置付けの製品だ。
　Slim 7iは，Legion 750iなどと共通の冷却機構「Coldfront 2.0」を採用するが，キーボード奥側のスペースに冷却用の吸気孔を設け，冷却性能を高めたという。これにより，薄型筐体でもハイスペックなCPUとGPUをできるようになったとのことだ。

キーボード奥側のスペースにある孔はスピーカー孔ではなく，冷却用の吸気孔となる

　Legion 750iから採用したゲーマー向けの独自キースイッチ「Legion TrueStrike」を搭載するのもポイントだ。底つき感を抑えつつ，深いキーストロークを備えたキーボードのような感触が得られるという。

　CPUは，Core i9-10980HK，Core i7-10875H，Core i7-10870H，Core i7-10750H，Core i5-10300Hの5種類から，GPUはGeForce RTX 2060 Max-Q，GeForce GTX 1660 Ti Max-Q，GeForce GTX 1650 Tiから選択が可能だ。また，ディスプレイパネルは，以下の3種類を用意している。

• 解像度：2560×1440ドット，リフレッシュレート：60Hz，DisplayHDR 400対応
• 解像度：1920×1080ドット，リフレッシュレート：144Hz
• 解像度：1920×1080ドット，リフレッシュレート：60Hz

3種類のディスプレイパネルを用意

LenovoのLegionブランド公式Webサイト