プレイレポート
巨大ボスとのバトルに特化したアクションRPG「GIGANT SHOCK」(ギガントショック)でβテスターを募集中。先行プレイレポートをお届け
今回はβテストの実施に先駆け,アプリを体験する機会が得られたので,さっそくプレイレポートをお届けしよう。
本作は,韓国のゲームメーカーCARBON EYEDが手がけるアクションRPGだ。同社は,「ドラゴンネストR」のEYEDENTITY GAMESでCEOを務めた,Lee Eun Sang(イ・ウンサン)氏が新たに設立した開発会社である。コミカルなキャラによる高いアクション性は,どことなくドラゴンネストを彷彿とさせるが,なかなかユニークなゲームに仕上がっている印象だ。
本作のゲーム内世界は巨大なモンスター“ギガント”に脅かされており,プレイヤーは4名編成のチームで立ち向かうことになる。バトルコンテンツは対ギガント戦のみという割り切ったシステムで,ステージを選択した次の瞬間,目の前には画面を覆い尽くさんばかりのギガントが立ちはだかっているのだ。
画面下部にはチーム内の各キャラに対応したアイコンが4つ並んでおり,これらを適宜タップ/長押し/スワイプすることで,各々がアクティブスキルを繰り出せる。仕組みはそれぞれ微妙に違うのだが,たとえば攻撃役(アタッカー)のとあるキャラは,アイコンを選択して画面をスワイプすることで,TPSライクなエイム(照準合わせ)と遠距離攻撃が行える。
ギガントも攻撃を繰り出してくるが,これに対してはタイミングを合わせて防御役のキャラ(プロテクター)のアイコンを長押することで,被るダメージの軽減などが可能だ。そのほかにも,味方へのバフや敵へのデバフが行える補助役のキャラ(アシスター)も参加し,ほかのキャラとのコンビネーションでバトルを有利に進められる。
ギガントの攻撃は,その見た目に相応しく,たった一発食らうだけでも致命傷になりかねない。そんな猛攻をしのぎながら,ギガントの行動パターンを見極め,アタッカー/プロテクター/アシスターが力を合わせて戦い抜くのだ。
たとえ同じクラスでも,キャラによってスキルの仕様や操作システムが微妙に違うので,この点は気をつけてほしい。ここではβテストで登場する10体のキャラを踏まえ,各クラスの特徴をざっくりと紹介しよう。
【アタッカー】
遠距離攻撃や近距離攻撃でギガントにダメージを叩き込む,チーム内での花形というべきクラス。操作の起点となるのはアイコンを選択してからのスワイプだが,そこからの操作はキャラによってまちまちだ。
βテストで登場するキャラに関していうと,ロングタップでマシンガンを連射したり,スワイプでロックオン&誘導弾を発射したり,溜め攻撃による強烈な一撃を繰り出したりできる。何はともあれ攻撃しないことには始まらないゲームなので,チームの編成時は,自分に向いたアタッカーを最初に選ぶのがよいだろう。
【アシスター】
味方へのバフ(補助効果)やギガントへのデバフ(弱体効果)で,戦闘をサポートするクラス。味方が与えるダメージを上昇させたり,ギガントの動きを封じたり,狙った場所に“爆弾”を付着させたうえでアタッカーによる攻撃で連鎖ダメージを与えたりできる。その効果は強力なものの,アタッカーやプロテクターと比較すると,適当にチームを編成してしまうと適切なプレイスタイルが分かりにくいので注意しよう。
【プロテクター】
ロングタップしているあいだ,チーム全体に防御シールドを張って被るダメージを減少させたり,透明化を行って攻撃を回避できたりする。ギガントは攻撃前に大きく振りかぶるなどの予備動作があるので,初めて遭遇したときはその動きに注視するとよい。序盤のステージでは,ギガントが攻撃する前に警告が表示されるので,これを見てからスキルを使っても間に合う。
ちなみに,ギガントからの攻撃を受ける直前でのスキル発動に成功すると,“パーフェクトガード”となりダメージを一切受けない。ギガントの動きを見極めたと思えるようになったら,ぜひ狙ってみよう。
バトルにおいてボス戦のみがフィーチャーされていることからも想像できるかもしれないが,ギガントに立ち向かうときの緊張感や,攻撃パターンなどを見つつ攻略法を考えるプロセス,そして見事に倒したときの爽快感は,本作における最大の醍醐味である。アタッカーがエイムを行うときは,照準が微妙に揺れたり,ギリギリと弓を引き絞るような音がしたりと,臨場感たっぷりの演出も相まって存分に楽しめるだろう。ギガントが暴れ回る様がたっぷり収録されたムービーが別途公開されているので,合わせてチェックしてほしい。
たとえば,キャラの装備アイテムなどに応じて,チームの総合力となるパラメータの“Heroic”が算出される。各ステージには推奨となるHeroicが設定されており,これよりチームのHeroicが高いとアドバンテージが,逆に低いとペナルティが生じるのだ。
つまり,たとえエイムなどの操作が苦手な人でも,コツコツと育成に励んでHeroicを上げれば,少しずつ先へ進められる(進めやすい)ゲームバランスとなっている。きちんと考えてプレイすれば,それに見合った手応えが返ってくるはずだ。
やや複雑な操作システムだが,一度理解すると意外とすんなり遊べる。画面サイズにもよるが,片手持ち&親指による操作も可能だろう |
ギガントの種類によって行動パターンや弱点はさまざま。これらを見極め,チーム内の各キャラを活かした戦術で立ち向かうのだ |
このように「GIGANT SHOCK」は,一般的なスマホ向けアクションRPGとはひと味違ったゲームに仕上がっている。しかも,他国に先駆けて日本での正式サービスが予定されており,今回のβテストも日本のプレイヤーからのフィードバックを積極的に吸収するという狙いがありそうだ。現在,βテスターの申し込みが行われているので,興味を持った人は「こちら」のページで詳細をチェックし,4月10日のβテスト開始を心待ちにしよう。
※開発中のバージョンを取材しているため,本稿に掲載しているスクリーンショットなどの情報は今後変更される可能性があります
「GIGANT SHOCK」公式サイト
- 関連タイトル:
GIGANT SHOCK
- 関連タイトル:
GIGANT SHOCK
- この記事のURL:
キーワード
Copyright(C)2018 NEXON Co., Ltd.All Rights Reserved.
Copyright(C)2018 CARBON EYED Inc.All Rights Reserved.
Copyright(C)2018 NEXON Co., Ltd.All Rights Reserved.
Copyright(C)2018 CARBON EYED Inc.All Rights Reserved.