装者たちのド派手な必殺技に注目。「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」体験プレイレポートを直撮りムービーとともにお届け

会場に設置されていた体験機では，主にバトル部分をプレイできた。写真撮影が可能だったこともあり，多くのファンが体験ブースに並び，大いに盛り上がっていた

　ブシロードとポケラボは，2017年5月6日〜5月7日に開催された大型イベント「ブシロード10周年祭」において，スマホ向け新作タイトル「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」（iOS / Android）の体験イベントを実施した。
　本作は，TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズを原作とした“シンフォニックバトルRPG”だ。東京ゲームショウ2016で制作発表会が行われ，主人公・立花 響（CV：悠木 碧）をはじめとする9人の“装者”の登場や，ゲームの基本システムなどが明らかにされたが，実機でゲームを遊べる機会はこれが初となる。

※画面は開発中のものです

　本稿においては，直撮りプレイムービーを掲載するとともに，実際にゲームを遊んでみてのプレイフィールをお伝えする。なお，今回のゲーム内容はイベント向けに用意されたものであり，最終的に配信されるものとは仕様が異なる可能性があるので，ご留意いただきたい。

「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」公式サイト

ブシロード10周年祭

　まずは，実際に遊んでいる様子を収録した直撮りムービーを掲載しよう。シナリオ開始からバトル終了までの流れのほか，各キャラクターの必殺技演出も確認できるので，以降紹介するゲームシステムと合わせてチェックしてほしい。


　映像に続いては，バトルシステムの詳細を紹介していこう。本作のバトルは“リアルタイムオート制”が採用されており，時間経過で自動的に戦闘が進行する。プレイヤーが行う操作は「必殺技の発動」と「楽曲の変更」だけで，難しい操作は必要ない。ゲーム慣れしていない人でも安心して遊べそうな印象だ。

こちらはバトル画面。参加できるキャラクターは3人で，戦闘に入る直前に選択できる仕組みになっていた

　必殺技は各キャラクターごとに2種類用意されており，画面右下に表示されている六角形のアイコンをタップすると発動できる。発動に際してコストなどは必要ないが，必殺技を使うごとにクールダウン（再使用までの待機時間）が発生するため，連発はできないので注意が必要だ。

キャラクターごとに異なる必殺技の演出はまさに圧巻。アニメさながらのアクションやカットインが用意されている

　こうした必殺技には「物理」と「特殊」の2種類があり，これらの使い分けが攻略の鍵になりそうだ。また，バトルに参加するキャラクターは敵味方問わず“属性”が設定されており，属性相性でダメージが増減するため，相性をよく考えながら必殺技を使用したい。

試遊では「技属性」「巧属性」「心属性」「力属性」「体属性」「知属性」の存在が確認できた。属性間の相性については今のところ不明

　さらに，キャラクターはそれぞれ1種類の“楽曲”を装備しており，装備している楽曲のうち1種類が戦闘BGMとなる。このBGMを変更することで，装者を一時的に強化することができる。こちらも，一旦楽曲を変更したら，しばらくの間再変更ができなくなるので切り替えるタイミングをよく考える必要がありそうだ。

試遊で確認できた楽曲とその効果の一覧。キャラクターと同様，楽曲にもレベルによる成長要素が存在するようだ

手に入れた楽曲は「ミュージックボックス」で聴くことができる。体験版には，本作オリジナルの楽曲「逆光のリゾルヴ」も収録されていた

　試遊は10分ほどと短い時間であったが，実際に遊んで感じたのは作品に対する愛情の深さだ。キャラクター固有の必殺技の演出はもちろんのこと，楽曲の変更による味方の強化など，ゲームシステム全体が「戦姫絶唱シンフォギア」という作品にマッチした作りになっているのが印象的だった。
　今回はバトル部分しか遊べなかったが，正式リリース版ではTVアニメシリーズの“IF”展開などを含めたオリジナルシナリオが用意されるほか，さらなるオリジナルの楽曲も追加予定と，まだまだ気になる要素は残っている。

　本作は現在，登録者数に応じて様々な特典が得られる事前登録キャンペーンを実施中だ。リリース後に本作を遊んでみたい人は，登録を済ませつつ続報を待つと良いだろう。

試遊版のアドベンチャーパートではTVシリーズの名場面が再現されていた。正式リリース版で追加されるオリジナルストーリーの内容も気になるところだ

「戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED」公式サイト

ブシロード10周年祭