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「LEGOワールド 目指せマスタービルダー」公式コンテストの決勝戦をレポート。Switch版の発売は11月22日に決定
この大会は,最大3名のチームがLEGOワールドのソフトを使って,予選の規定テーマ「おとぎ話」に則ったワールドを制作。エントリーされた中から選ばれた優秀作品を制作した4チームが,新たな作品を携えてこの決勝大会に挑むというものだ。
ステージにはLEGO公認プロビルダーの三井淳平氏と,タレントの小島よしおさんがゲストとして登場し,決勝進出4チームが制作した作品をトークを交えて見守った。
持ちネタの「そんなの関係ねえ」でファイナリストにエールを贈った小島さん |
ネタの終わりに披露したのは,ビルダーに作ってもらったという小島さんのLEGO人形 |
決勝に進出したファイナリストは,「おやどり」チーム,「Game*Spark」チーム,「スノーワールド」チーム,「ぬに」チームの4組。この決勝では「私のLEGOワールド(My LEGO World)」をテーマとした作品の映像を披露した。審査員は三井氏のほか,レゴジャパン,ワーナー・ブラザースの関係者3名で,作品は「創造性」「プレゼンテーション」「ユーモア」「テクニカルスキル」の4つの審査基準で評価され,優勝者が決定する。
最初に作品を披露したのは,今回唯一の女性ファイナリストの「ぬに」チーム。今の季節に合わせた夏祭りがモチーフで,映像ではプレイヤーのミニフィグが屋台で射撃をしたり,金魚すくいのプールに飛び込んだりして,見る人を楽しませた。最後にはサプライズとして,三井氏が制作したこの大会の優勝トロフィーと同じデザインの巨大なオブジェが登場した。
2チーム目「スノーワールド」チームは,チーム名にあやかって雪の世界をLEGOにて製作。本作はいろいろな季節を楽しめるようになっていて,その中でも雪が美しいということで,ゲームならではの蛍光色に光るレゴを空中に浮かせて,夜の闇に降る雪を演出していた。巨大な雪の城や雪だるまに注目が集まった。
3チーム目は,「Game*Spark」チーム。ゲームメディアの編集部チームで,そのオフィスを再現したのだとか。荒廃した岩場に立つビルの中に,シャンデリアやラウンドテーブルが並ぶ受付や,窓に鉄格子がはまり,王様姿の編集長やガイコツのような編集者(?)がいる編集部など,“アットホーム”を自負するオフィスを制作。チームメンバーによるナレーションも収録されていた。
最後の「おやどり」チームは,「遊んでいて完成したものはすべてマイLEGOワールド」というコンセプトのもと,2人のプレイヤーがLEGOワールドでプレイしている画面を左右分割して撮影。スタートから完成までをさまざまなツールや乗り物などを使って世界を作る様子を早送り再生し,最後にそれを上空から見下ろすと,「世界」の文字が浮かび上がるという仕掛けになっていた。
全チームの作品披露が終わり,審査員による厳正な審査のもと,優勝に決定したのは「ぬに」チームの作品。全チームの作品とも方向性が異なっていて,審査員全員がかなり迷ったそうだが,小物の作り込みや,遊び心のある演出が優勝の決め手になったと三井氏は述べている。
なお今回決勝に進出したチームの映像は,本日(2017年8月24日)より公式サイトで公開される予定だ。
最後にステージでは本作のNintendo Switch版が2017年11月22日に発売されることが発表され,イベントは終了となった。
「LEGO ワールド 目指せマスタービルダー」公式サイト
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(C)2017 The LEGO Group. (TM)&(C)WBEI. (s17)
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