本日配信開始の「ARMS」Ver.4で新ファイター「ミサンゴ」，毒属性の新アーム，新ステージ，期間限定開催の新モードが追加。バランス調整も実施

　任天堂は，Nintendo Switch用対戦格闘アクションゲーム「ARMS」のVer.4更新データ配信を開始した。メジャーアップデート恒例となった新ファイター，新アーム，新ステージの追加やバランス調整だけでなく，今回は新モード「パーティジャック」も追加される（※プレイできるのは2017年11月23日以降）。
　なお，Ver.4で追加された新キャラクター，新アーム，新ステージは，今後開催される「ARMS JAPAN GRAND PRIX 2017福岡大会」や全国決勝でも使用可能とのこと。


　新ファイターの「ミサンゴ」は周囲に漂う精霊と連携して戦う“精霊格闘家”だ。以下に掲載した動画で確認するのが分かりやすいが，二つの大きな特徴がある。


　一つめの「憑依」は，精霊が憑依してミサンゴの性能が変化するというもの。機動力特化の「青」，ラッシュ特化の「黄」，攻守に長けた「赤」の3種類で，チャージを続けるか，ガードウォールに触れると発動する。ただし，どの色になるかは精霊の気まぐれで，色を狙って発動させることは難しそうだ。


　もう一つの特徴がガード性能。映像や画面写真からは少し分かりづらいが，精霊がミサンゴの前で壁を作り攻撃を防ぐ「ガードウォール」という名前で，“ミサンゴ自身がガードを解いてもしばらく残る”というのがポイントだ。

スコルピオ

　キャラクターの追加に伴い，新アームも3つ追加される。ミサンガの標準アーム「スコルピオ」「イルイル」「スカリー」は，すべて新たな毒属性のアームとなる。チャージ状態でヒットすると，対戦相手に少しずつダメージを与えられ，重ねて使用すれば毒状態は最大3段階まで“悪化”する。
　なお，スコルピオは先端にサソリが付いたアームで，地をはうような軌道が特徴。イルイルは重量アームで「ゲルゲル」の毒バージョンと言ったところ。スカリーは速さと軽さに特化したアームで手数を稼ぎやすく，毒状態を悪化させるのに向いている。

イルイル

スカリー

新ステージの「ビョ・ビヨンポス」はミサンゴのホームステージで，ゆるやかな傾斜と4本の柱が目を引く

　「パーティジャック」は期間限定のオンライン専用モードで，初回は11月23日0：00〜11月24日18：00の42時間にプレイできる。基本はパーティマッチで，戦績に応じて入手できるポイントを稼いで「ラボレベル」を上げるという目標が設定されている。上げたラボレベルに応じて，ファイトマネーや特別なデザインのパーティジャック専用バッジが配布されるとのこと。
　公開された画面写真を見れば分かるように，時間帯によってファイター，アーム，ルールにボーナス設定があるので，うまく組み合わせればポイントを一気に稼ぐことができそうだ。


　バランス調整の詳細は任天堂公式サイトの「こちら」に掲載されているが，チーム戦で味方同士をつなぐロープの延長とアーム速度低減，一部キャラクターとアームの調整が行われている。

「ARMS」公式サイト