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[G-Star 2017]飛行やペット関連のシステムも再現。スマホ向けMMORPG「ICARUS M」プレイレポート
「ICARUS M」公式サイト
4Gamer「G-Star 2017」記事一覧
会場のプレイアブルバージョンでは,新規キャラクターを作成してチュートリアルをこなし,キャラクターレベル9前後のコンテンツが体験できた。
クラスとしては,正式サービス開始時点で「グラディエーター」「レンジャー」「アサシン」「ウィザード」「アーティスト」の5種類が予定されており,試遊ではグラディエーターとレンジャーが選択可能だった。クラスによって性別が固定されるが,フェイスタイプや髪型などは複数から選べる。
PC向けのICARUS ONLINEの醍醐味といえば,なんといっても「飛行」だが,スマホ版ではキャラクターの作成後,すぐに体験できた。チュートリアルの内容は,ホワイトドラゴンのNPCに教えを請いながら,彼(彼女?)と一緒に空中の浮島を渡り歩き,クエストをこなすという内容だ。飛行時には放射線状のエフェクトが表示されるなど,なかなかのスピード感があり,やっぱり空を飛ぶのは気持ちがいいものだと感じられた。
ただし,飛行中に多少の方向転換は行えるものの,基本的には指定されたガイド(レール)に沿って移動するというシステムだった。気になったのでブースにいたスタッフに聞いたところ,これは,チュートリアルなのでプレイヤーが戸惑わないように,あえてシンプルな仕様にしているとのことだった。
正式サービスでは,エリアによって飛行中の自由度が異なり,360度自由に飛び回れるエリアなども用意されるとのこと。また,飛行しながらのPvPや,数十名規模の空中戦レイド,そして飛行ペットに騎乗して参加するレースなどなど,飛行システムを軸にしたさまざまなコンテンツが開発されている。
PC版ICARUS ONLINEのもう1つの特徴的なシステムといえば,モンスターの捕獲や使役を行う“フェローシステム”だ。こちらもスマホ版に実装されており,飼い慣らしたいときはゴルフゲームのショット時のように,左右に揺れるゲージを見ながらタイミングを合わせてタップ,成功するとペットとして連れ回したり,種類によっては騎乗して走ったり飛んだりできるようになる。ICARUS ONLINEと同様,ペットのコレクションにも精が出そうだ。
ゲーム全体の流れとしては,最近のスマホ向けRPGと同様,遊びやすく作られている。手動操作も行えるが,画面右上の一覧からクエストをタップすることで,目的地までオートで移動できる。戦闘もオートバトルで最低限の攻撃を行ってくれるが,特定のスキル使用後のみに繰り出せるコンボ攻撃や,防御・反撃など,プレイヤーが操作を加えることでワンランク上の実力を発揮できるという内容だ。
個人的にICARUS ONLINEは,「ちょっと前にPCで遊んだばかり」というタイトルだったのだが,それがこうして,グラフィックスやコンテンツなどが大きく変わることなくスマホで遊べてしまうのには,あらためて驚かされた。ICARUS Mの韓国版の配信時期は未定なので,仮に日本語版が登場するにしても先の話になりそうだが,飛行に注力し,美しいグラフィックスを誇るスマホ向けMMORPGとして,今後の動向に注目したい。
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イカロスM
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