このゲームの読者の評価
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バランスが… 60 - 投稿者:Description(女性/20代)
- 投稿日:2019/03/04
- 良い点
- ダクソライクゲームということで前々からプレイしてみたいなと思っており、最近クリアしたのでレビューします。ダークな雰囲気とゲテモノ感溢れるボスと、どちらかと言えばブラボに近い雰囲気だと思いますね。ダクソライクと言うこともありシリーズ経験者には「あー」となるネタが随所にあったりして楽しめました。ボスもドラゴンや騎士のような王道から謎の無機物ボスなど雰囲気溢れるものが居たりで良かったです。武器はクレイモアやロンソなどのダクソっぽい武器から鎌やムチなどもあったり。個人的には蛇腹剣がお気にです(笑)
サンクチュアリという独自のシステムも良く働いてたと思います。宗教と関係してくるのもまた面白かったですね。 - 悪い点
- ・自キャラ
強靭がほぼ存在しないので敵と殴りあうのは分が悪いです。あるにはあるのですがやはり装備重量システムがあるのでそんなにガチガチにはなれません。
ことあるごとに吹き飛ばされます。槍の一突きや突進などなら分かりますがなんでトンカチで叩き潰されたら吹っ飛ぶんですかね。後半になると高強靭+吹き飛ばし+固いという鬼のような敵がでてきます(特に有用なもの落とさないのが幸いですが…)
やはりこのゲームにも落下ダメージはありますが吹き飛ばされて落下死なんてザラにあります。
このゲームはダメージを食らうと最大HPが下がります。ローリングや魔法などのスタミナを消費する行動をしまくるとスタミナの最大値が下がります。序盤はロリしまくるとガンガンスタミナが下がり、結果とてもプレイし辛くなります。サンクチュアリで休めば回復しますがいちいち面倒くさいシステムだなと思いながらプレイしてました。
・敵
今作ではいくつかの敵がガード不能の掴み攻撃をしてきます。発生が早い上に持続も長くおまけにダメージも高いという最低なものです。敵は複数で出てくることもあり(初めから複数いたり、倒すと湧いてきたりする)掴みハメを敵がしてくるとかいう異常事態に見舞われます。
やはり無敵時間が存在しないので掴み→壁際に追いやられる→ハメなんてことになります。
無敵時間がないということは必然的に連続ダメージの脅威が増すことになります。
とあるボスは光玉を連続して撃ってきて、下手したらそのままお陀仏です。ロリの無敵時間が思ったより短く、下手に連続攻撃を抜けようとすると引っかかります。
・アクション
「だるい」の一言です。2Dという性質上敵をロリですり抜けられるのですが結構近くないとすり抜けられない挙句遠いと敵の前で引っかかってなぐられます。
ボス前にいけるショトカなどもそんなに多いわけでもなく、死ぬ度にアクションを要求されます。前述したように落下ダメージがあり、このゲームは高低差が激しい場所が多々あるということでしょっちゅう死にます。最終ステージなどはボスにたどり着くのすらだるいです。
ストーリー上必須ではない場所にいくには難易度の高いアクションを要求されます。ストーリー上必須ではないとは言えやはりトロコンには必須です。
・その他
ボスソウルで錬成できる武器がその辺のザコの素材でつくる武器より弱い。このゲームは武器にレベルがあり、各武器種に各レベル一本ずつくらいの武器があるのですが、序盤からソウル錬成ができるので序盤ボスの武器はレベルが低く、結果として弱いということになります。もちろん終盤のボスの武器は強力ですが、フレーバー的にボス武器のが弱いってのはちょっと…
専門用語がちらほら出てきますが説明不足です。「エレメント不均衡」や謎のステータス「バランス」など意味不明なものが多く、結局わからないままクリアしました。 - 総評
- 良いところは光るがそれ以上に気に障る点が多かったゲームでした。ダクソとの差別点であるアクション要素ですが徹底的にだるいです。とくにボスまで行きづらいとかだと非常にむかつきます。もちろん楽しいと思えたときもありましたが。
ボスもいいボスって言えるほどの人はいなかったです。ほとんどの攻撃で吹っ飛ばされ、パターンがほぼ変化しないので見切れば余裕となんか達成感無かったですね。落下死させてくるボスもいたりしてなんかなーって感じでした。
このゲームで1番楽しかったのはバグ使ったときですね。大ジャンプで無理矢理進んだり、無限増殖バグでいきなり最大レベルにしたりしてボスをボコボコにしてた時が1番楽しかったです。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 3 3 3 -
塩を捧げよ 75 - 投稿者:D-D-DOM(男性/20代)
- 投稿日:2017/06/27
- 良い点
- ・世界観
退廃的かつ絶望的な雰囲気がマップ、敵MOB、装備、アイテム等に至るまで散りばめられている。それぞれにちょっとした逸話・背景のテキストが付されており、世界観を掴む一助ともなる。
びっくりしたりさせられる訳ではない、しかしどこか後味の悪い感覚が残る。人間の尊厳や希望といったものがほとんど価値を持たない。
デフォルメされたキャラデザインの一方、血と肉片が降り注ぎ死体が山と積まれているようなハードな雰囲気も包含する。
ダークファンタジーと呼ぶにふさわしい世界観。
・システム
「ソウルライクARPG」と銘打たれているだけあり、トラップの位置やボスのモーションを死んで覚えるスタイル。
死んだ場合はその場にソルト(本作でソウルに位置するもの)を落とし、その回収にも失敗すると全ロストするため、緊張感も高い。
またソウルシリーズとは違いあくまで2D横スクロールであるため、タイミングを読まなければ敵の攻撃を回避できない(3Dならある「軸をずらす」という発想がないため)など、アクションとしても難易度は高め。
ただ一方で、雑魚敵を倒してソウルを溜め、レベルを上げてスキルツリーを伸ばすという形である程度までキャラ強化とゴリ押しが出来るので、救済策がない訳ではない。
また、ボスによっては強さにかなりばらつきがあり、初見撃破も十分可能なものもいる。むしろ注意すべきなのは雑魚敵のほうで、油断していると囲まれて一気に削られて死亡、ということも起こり得る。
・キャラビルド
ソルトをある程度集めて、サンクチュアリと呼ばれるセーブポイントでレベルを上げることで、1レベルアップにつき1つ「黒の真珠」が手に入る。これを使ってスキルツリーの解放を行う。
軽ロリ遠距離ビルドからドッスン脳筋まで、自分のプレイスタイルに合わせて自由にスキルツリーを伸ばしてゆくことができる。
ただし一度スキルに振ったポイントは別の専用アイテムがなければ取り消せないため、ビルドは計画的に行わなければならない。 - 悪い点
- ・雑魚敵の掴み攻撃
とにかく多い。
掴み攻撃はガード不可なため、ロールで回避するしかない。
またその威力も桁違いである。重装備のために体力を上げた(体力=装備可能重量)キャラであっても、少なくとも半分、多ければ9割程度まで持っていかれるという威力。キャラビルドによっては一撃死だろう。
しかも掴み攻撃をしてくる雑魚敵が複数配置されている場合も多く、掴みで大ダメージ→距離をとる前に別の雑魚敵による起き攻め掴み→死亡というハメも割と頻繁に起こる。
しかも序盤(2番目のマップ)から掴み攻撃をする敵は出没する。それ以降マップ毎に1体程度はいると思っていい。
行動パターンののひとつとしては面白いが、少なくない雑魚敵が行ってくる行動なので、ただひたすらに萎える。
・処理落ち
サンクチュアリでセーブをする際に、演出が処理落ちを起こす。
ゲームシステム的に何かしらの不都合が起こる訳ではないが、PS4版の動画では発生していないため、少し気になったところ。 - 総評
- 105時間ほどプレイした感想。終盤ではあるが、クリアはしていない。
手堅くまとまった、完成度の高い2D横スクロールARPGという印象。
確かに悪い点で挙げた内容が気になったところではあるが、それを差し引いても面白いゲームであることに変わりはない。
任意のタイミングでセーブができるゲームではない(オプション→ゲーム終了のセーブしかない)ので、携帯機というこまめにスリープが出来る環境は親和性が高いと思う。
逆に大画面でプレイしたい、どっしり腰を据えてやりたい、という人はPS4版、またはPC版をお勧めする。
いずれにせよ1780円とは思えない完成度とボリュームであるので、興味を持っている方には是非プレイしていただきたい。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 4 4 5
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