「.hack//G.U. Last Recode」で仲間になるオーヴァンの武器は「双星閃ク逢魔ヶ刻」。新たな姿での戦闘シーンやVol.4イメージビジュアルが公開

PS4版パッケージ（※PC版はダウンロード販売のみ）

　バンダイナムコエンターテインメントから2017年11月1日に発売予定の「.hack//G.U. Last Recode」（PC / PS4）。本作は「.hack//G.U.」3部作（Vol.1 再誕／Vol.2 君想フ声／Vol.3 歩くような速さで）を，グラフィックスの強化などフルHD化のリマスターを行ったタイトル。さらにシステムを大幅に再調整，Vol.3に続く追加エピソード「Vol.4 あるいは世界を紡ぐ蛇たちの見る夢」をはじめとする新要素も追加されている。

　今回は，キャラクターデザイン担当の細川誠一郎氏描き下ろしの新イメージビジュアル，およびVol.4に登場するオーヴァンの特徴を紹介しよう。
　公開されたのはVol.4のイメージビジュアルで，こちらには5thフォームのハセヲ，Vol.3までとは異なる姿のオーヴァンが描かれている。
　2人の背後には，以前「こちら」の記事で紹介した謎の少女「クサビラ」らしき姿と，正体不明の巨大な存在が描かれている。今のところ具体的な説明はないので，続報で明らかにされることを待とう。
　なお，Vol.1〜Vol.3までの新イメージビジュアルは「こちら」の記事で確認可能だ。

　そしてVol.4では，オーヴァンが仲間になってハセヲと共に戦うことになる。
　左腕の拘束具は外れ，“第三の腕”は穏やかな青色になっている。もちろん，戦闘中に第三の腕を使った攻撃も行える。
　オーヴァンの専用武器は，「来タリシ転生ノ刻」が仕様外の双銃に成長したという，ロストウェポン「双星閃ク逢魔ヶ刻」（そうせいひらめくおうまがとき）となる。右手に持つライフル型の銃剣には「双星閃ク逢魔ヶ刻・鳳凰」，左手に持つ拳銃型の銃剣には「双星閃ク逢魔ヶ刻・麒麟」という名前が付いている。


　攻撃方法は，悠然と歩きながら両手に持った銃剣で交互に射撃を行ったり，第三の腕を蝙蝠のような翼や巨大な爪の形に変化させて広範囲を薙ぎ払ったりできるというもの。


　専用アーツについては，「真の隣人」「束縛の隣人」の2つが公開されている。
　「真の隣人」は，高くジャンプしてから両手の銃剣と第三の腕で衝撃波を敵に放ち広範囲を攻撃する強力な技。よく見ると，地面には衝撃波によって三爪痕のような傷が刻まれている。


　「束縛の隣人」は，敵をドーム状のエネルギーで覆ってからいくつもの第三の腕を出現させ，ドーム内の敵すべてを串刺しにする技となる。

PS4用オリジナルテーマ

　本作のPS4版には，早期購入特典（PS4用オリジナルテーマ）や，各種特典が同梱される初回生産限定版（※パッケージ版のみ）が用意される。詳細は公式サイトで確認してほしい。
　とくに初回生産限定版には，PS2版Vol.1〜3の全巻購入者特典だったアニメのDVDをBlu-ray Disc化した「.hack//G.U. Returner」，Vol.3とVol.4の間をつなぐエピソードが描かれるドラマCD「.hack//G.U. Innocent Call」，書き下ろし小説「.hack//G.U. RAGTIME」とVol.4の設定資料集を含んだプレミアムブックレットなどが含まれているので，シリーズファンには要チェックだ。


　ちなみに，「こちら」の記事に掲載したように，劇場用アニメ「.hack//G.U. TRILOGY」のBlu-ray Disc廉価版（税別3800円）が11月24日に発売される（公式サイト）。当時BD版を買い逃した人はお見逃しなく。

「.hack//G.U. Last Recode」公式サイト