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[TGS 2017]PS VR対応RTS「LEGION COMMANDER」開発者セッションレポート。VR空間で繰り広げられる種族間戦争は,PS4単体プレイにも対応
PS VRのファンタジーRTSとして開発が進められている本作は,ストラテジーとカードバトルの要素が含み,5つの戦場で戦いがくり広げるというタイトルだ。プレイヤーはコマンダーとなって,「オーク」「ヒューマン」「エルフ」のいずれかの陣営の軍団を率いて,勝利に導くのが目的となる。
コマンダーが率いる兵士達は,陣営によって異なる特性やスキルを持っていて,プレイヤーは最大6種類までを戦場に連れて行くことができる。またコマンダー自身も陣営ごとに異なる3種が存在し,計9種からいずれかを選択して戦いに挑むこととなる。
戦略においてとくに重要となるのが,スキルを使うためのカードだ。カードで使えるスキルには「一般スキル」と「特殊スキル」があり,1回のバトルで6枚=6種のスキルを使えるという仕組み。スキル使用時は派手なエフェクトが発生するものもあり,ゲームの見どころにもなっているようだった。
プレイヤーはバトルの前に,好きな陣営とコマンダーを選び,スキルカード6枚と兵士を選んで自軍を編成する。PvEモードとPvPモードがあり,バトルは基本1対1だが,後のアップデートで4対4の最大8人による対戦も可能になるとか。ちなみに1対1の場合,1プレイ5分程度で決着が付くという,テンポのいいバトルとなっていた。
操作はDUALSHOCK4とPlayStation MOVEに対応し,PS MOVEの場合は片手でもプレイが可能とのことだ。
コマンダーはバトルを繰り返すことで経験値を得て,兵士はバトル中に入手したアイテムを使うことで,それぞれ成長していく。またマイホームでペットを飼って楽しむような要素もあるという。課金要素は主にコマンダーや兵士のスキンや,マイホームなど,見た目を変えるものが主になるそうで,ガチャのような要素はないとのこと。強くなるためには,純粋にバトルを繰り返して修練を積んでほしいということかもしれない。
ゲームは2018年前半の発売を予定していて,PS VR専用ではなく,PlayStation 4のみでもプレイできることが明らかになっている。今回はゲームの概要をさらったセッションだったため,まだまだ分からないことも多いものの,今後が楽しみなタイトルではある。続報に期待しよう。
- 関連タイトル:
LEGION COMMANDER
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