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[TGS 2017]あの「ルーマニア#203」がPS4で復活? フリューの新作「project one-room(仮)」がセガゲームスブースにて発表に
セガパートナーズのコーナーに設けられた本作のブースでは,「プロジェクト始動発表記念」の映像が流れており,その内容はフリューのプロデューサー大地 将氏と,かつてセガに在籍し,ルーマニア#203の企画・原案を手掛けたアーティストのササキトモコ氏が対談するというもの。
ルーマニア#203の大ファンだった大地氏が,「あの体験をもう一度今のゲームファンに伝えたい」という思いのもと本作を企画し,「セガさんの協力が得られなければ,プロジェクトはなしにしようと思った」と語っている。結果,現在は無事セガゲームスの協力の元で開発が進められているそうである。
さらにゲームシステムについてササキ氏が尋ねると,大地氏は「ぶっちゃけて話すと,まんまです」と返答。神となったプレイヤーが,主人公が住む部屋に見えないボールを投げることで干渉しつつ,話が進んでいく構造を踏襲しているようだ。ちなみにPS4になって進化した部分は「投げたボールが物理演算で反射するぐらい(笑)」とのこと。映像では当時のゲーム画面とともに,本作の舞台とも思える部屋のカットと,女性と思われるキャラクターのシルエットも登場している。
またルーマニア#203に登場した架空アーティストであり,ササキ氏が参加する音楽ユニット「セラニポージ(Serani Poji)」が本作で復活することも明らかになっている。映像ではササキ氏のボーカルによる新曲の一部分も披露されていた。
かつてカルト的な人気を誇ったタイトルの復活(?)ということで,今後の続報が気になる本作。なおセガゲームスブースでは,一般公開日である9月23日の15:00より,同作のステージイベントが予定されている。もしかすると何か追加情報が出るかもしれないので,本作が気になるかつてのファンは,足を運んでみよう。
- 関連タイトル:
project one-room(仮)
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