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[TGS 2017]スマホアプリ第一弾「LayereD Stories 0」も発表。声優オーディションで優勝した柳 晃平さんと白砂沙帆さんも登場した「Project LayereD」ステージをレポート
「Project LayereD」とは,「2037年の渋谷」という1つの世界を共有しつつ,ゲーム,アニメ,マンガなど,さまざまなメディアで展開される予定のプロジェクトのこと。プロアマ問わず,オーディションなどを通じて大勢のスタッフが集結する,実に興味深いプロジェクトだ。
ステージイベントには,声優の巽 悠衣子さん(クレア役),加隈亜衣さん(レイチェル役),さらに声優オーディションでグランプリを受賞した柳 晃平さん(主人公・ユウト役)と,白砂沙帆さん(ヒロイン・イオン役)に加え,「Project LayereD」の総合プロデューサーを務めるバンダイナムコエンターテインメントの手塚晃司氏と,同プロジェクトのアニメ版監督を務める大橋聡雄氏が登壇。スマホアプリの詳細を含む,本邦初公開の情報が次々に発表された。本稿では,ステージの内容をまとめていこう。
まずは手塚氏が「Project LayereD」の概要をあらためて説明した。概要は前述したが,本プロジェクトは様々なメディアで展開されることが特徴となっており,スマホアプリもその1つである。
そしてアプリ版の最大の特徴は,1つのアプリ内で「Project LayereD」のゲームとアニメ,両方が楽しめること。
アニメは,テレビアニメと同クオリティのものを長い尺で制作しているという。また,アニメの続きをゲームのイベントとして楽しめるといったリンク要素もあり,これまでのアニメやゲームの枠を超えた展開が予定されているという。
そしてついに,「Project LayereD」アプリ第一弾「LayereD Stories 0」(iOS / Android)が大々的に発表され,あわせてキービジュアルも公開された。キービジュアルを手がけたのはイラストレーターのredjuice氏だ。
続いて,アニメ版「LayereD Stories 0」の映像が初公開された。
映像を見た柳さんは,自分の声が画面から聞こえてくることに驚きつつも,ちゃんとプロジェクトが形になっていることを感じられて嬉しいとコメント。主人公・ユウトについては,普段は他人に興味のない感じを出してはいるが,なぜか自分から事件に巻き込まれてしまうことがあり,その矛盾が可愛いと話す。
なお大橋氏によると,アニメはUnreal Engineで制作されているとのこと。ゲームで使われることが多いエンジンなので,アニメで使われるのは珍しいのではないかとも語る。アニメが公開された後,これらは全てオープンソースとして公開するので,プロが本気で作った作品をぜひチェックしてほしいと話していた。
続いては,ゲーム版「LayereD Stories 0」の話題へ。ここからは,ヒロイン・イオン役の白砂沙帆さんをステージに招いてのトークがスタートし,ゲーム画面初公開となるPVが披露される。
本作は,渋谷の街を自由に飛び回りながら敵を倒していく,アクション性と戦略性が融合されたタイトルになるとのこと。障害物に隠れたり,敵を横一列に並べて一斉掃射したりといったアクションも可能だそうだ。
収録について聞かれた白砂さんは,1人での収録だったため,PVで他の声優さんの声も聞くことができてとても嬉しいと笑顔で話していた。
イベントの終盤では,2017年9月23日より「LayereD Stories 0」の事前登録受付が開始されたことが発表された(関連記事)。
登録数が増すごとにプレイヤーが受け取れる報酬も増えていくとのこと。また,声優陣のサイン色紙がプレゼントされるTwitterのキャンペーンも開始されるので,手塚氏は,ぜひ「LayereD Stories 0」の情報をチェックしてほしいと述べ,イベントを締めくくった。
「LayereD Stories 0」公式サイト
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レイヤードストーリーズ ゼロ (LayereD Stories 0)
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(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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