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[TGS 2017]絶望の中の希望。テーマ曲に込められたメッセージも明かされた「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」トークステージ
「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」のプロデューサーである岡島信幸氏 |
テーマ曲「IRON RAIN〜望」を手がけた,作曲家の新垣 隆氏 |
EDF:IRは,「地球防衛軍」のナンバリング作品とは異なる新たなEDFだ。舞台となるのは,未知の敵「アグレッサー」の侵略によって荒廃した世界。本作のEDF(EARTH DEFENSE FORCE。地球防衛軍)は,戦いに敗れて命令系統もズタズタにされた状態だが,それでも人類のために戦い続ける姿がリアリズムをもって描かれていくのだという。詳しくは「こちら」のプレイレポートで確認してほしい。
そんなEDF:IRのテーマ曲「IRON RAIN〜望」を作曲したのが新垣氏だ。起用のきっかけは,同じディースリー・パブリッシャーの「DREAM C CLUB」で楽曲を手がけたmomoさんこと道下 桃さんの姉が新垣氏と同級生だったことだという。
岡島氏から「自由にやってほしい」とオファーを受けた新垣氏は,「巨大生物」「青い空」「戦闘」をイメージし,「絶望的な状況にだからこそ,望みを捨ててはいけない」というメッセージを込めて「IRON RAIN〜望」を作ったのだという。岡島氏は「『地球防衛軍』では,キャッチコピーで絶望という単語が使われることが多いが,あえて真逆の“望み”をタイトルに付けてもらってありがたい限りです」と新垣氏に感謝した。
なお,「IRON RAIN〜望」は現在公開されている「1st トレーラー」で聴くことができるので,気になる人はチェックしてみよう。
ここで,新垣氏にEDF:IRを体験してもらおうということになり,岡島氏の指導のもと,歩兵「トルーパー」によるプレイがスタートした。ゲームを触るのは何十年かぶりという新垣氏だが,巨大アリ「ストームアント」に肉薄して次々に仕留めていく。その後,「仲間隊員への誤射」「ロケットランチャーによる自爆」というEDF初心者なら誰もが通る洗礼を受けつつも生き残ったが,残念ながら時間切れとなってしまった。短い時間で上達していた新垣氏だけに,今後の成長が楽しみなところだ。
最後に岡島氏は「EDF:IRは,まだ生まれたての赤子のような状態です。2018年に発売予定ですが,開発が順調にいけば,来年の今頃お披露目できるかもしれません。今後もいろいろな情報をお伝えしていきますので,期待してお待ちください」と語り,イベントを締めくくった。
「EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN」公式サイト
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EARTH DEFENSE FORCE: IRON RAIN
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