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[TGS 2018]発売直前のNintendo Switch用ソフト「すばらしきこのせかい -Final Remix-」の新要素が紹介されたステージをレポート
本イベントでは,9月27日に発売されるNintendo Switch用ソフト「すばらしきこのせかい -Final Remix-」(以下,Switch版「すばせか」)の最新情報が,実機プレイを交えて紹介された。
ステージでは,Switch版「すばせか」が,2007年に発売されたオリジナル版の雰囲気をそのままに,グラフィックスを高精細化し,サウンドを高音質にしていることを紹介。また操作は,従来のタッチ操作に加えJoy-Conでの操作も可能なこと,おすそわけプレイに対応していることも紹介された。
さらにBGMにはアレンジバージョンと新曲が追加,そして待望の新シナリオも追加されるという豪華な内容となっている。
それを聞いた声優の内山昂輝さんと木村良平さんは,11年前にネクとヨシュアのボイスを収録した現場の模様や,オリジナル版をプレイした当時のことなどを振り返っていた。
新シナリオ「A NEW DAY」では,本編終了後のストーリーが描かれていく。この新シナリオを楽しむには,ある条件を満たす必要があり,ほとんどの人は本編をクリアしてからプレイすることになるそうだ。そのため,バトルの難度は高めに設定してあるとのこと。
ちなみに新たな死神として登場する「ココ」こと新子々(アタラシ ココ)は,本作のクリエイティブプロデューサー兼メインアートデザイナーの野村哲也氏によると,「新しい子」から命名されたという。
会場では,Switch版「すばせか」について事前に募集した質問に,野村氏とディレクターの神藤辰也氏が答えるコーナーも設けられた。
「オリジナル版から11年後の今,本作を発売することになった経緯を教えてほしい」という質問には,野村氏が「海外のメディアから,また『すばせか』をやってくれという要望を受けていた。それを踏まえて何年も考えていた中,Nintendo Switchが登場したので,これはチャンスだと思った」と回答した。
また「新シナリオの構想はいつから練っていたのか。時間軸はどうなっているのか」という質問には,野村氏が「11年前から,次の展開について神藤と話していた。ただ今回,再び『すばせか』を世に出すにあたり,当時の構想をそのまま載せるのではなく,それを匂わせる何かを入れようと考え,今の形になった」と回答。
また神藤氏は,新シナリオの時間軸について「本編エンディング後の正式な続き。『ANOTHER DAY』のようなパラレルワールドではない」と答えていた。
イベントのエンディングでは,登壇者達が「すばせか」を11年間支えてきたファンに向けて,改めて感謝を述べた。
最後に野村氏が「今回はリマスターという形ですが,これをもう一度始まりにしたいと思っています。皆さんがずっと応援していてよかったと思える展開ができるよう,頑張っていきます」と意気込みを語って,イベントを締めくくった。
「すばらしきこのせかい -Final Remix-」公式サイト
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すばらしきこのせかい -Final Remix-
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