連載
「ニンジャラ」バトル忍法帳 其の伍:ミドリは忍者の神になれたのか? シーズン1の活躍(?)を総括しつつ,シーズン2の新マップを検証するの巻
「ニンジャラ」バトル忍法帳 記事一覧
なんというか,成績表をもらう直前の何とも言えないドキドキ感もあるのだが,果たしてミドリは「忍者の神」になれたのか! それともなれなかったのか!? もったいぶってもしょうがないので,サクサク発表していきます。
レベルは48で,バトルロイヤルのランキングは中忍! おまけのチームバトルランキングは下忍という結果と相成りました。ランクは8つあり最高位は忍者の神,中忍は下から3番目なので全然届いてません。かくなる上はドリルビーストで切腹をっ……!! って,ガムウェポンで切腹できるんだろうか?
「忍者の神になる!」と意気込んで始めたものの,中忍止まりで「何言ってんだ,おこがましい!」という結果となった。大いに反省である。では,なぜ神になれなかったのか。シーズン1をふり返ってみると……「心・技・体」のいずれもがうまくかみ合っていなかったように思う。
「心」は,いわゆるメンタルだ。ランクが伸びなかった最大の要因はメンタルの弱さにある。正直に言えば,ランクのレートの下がりっぷりに耐えられなかったのだ。
1試合で負けて下がったレートは,2〜3試合でそれなりの結果を出さなければ取り戻せない。躍起になったところで必ず勝てるわけでもなく,微妙な順位で少しずつ下がっていくポイントを見ていると,気が滅入ってしまうのだ。フリーマッチの対戦数のほうが多いのは,リスクなく忍務をこなすという理由もあるが,現実逃避の表れでもあったのだろう。
「技」は,コンボ,立ち回り,知識,ガムウェポンの習熟などなどプレイスキル全般の話だ。直接的な要因とも言えるだろう。ここまでの修行でそれなりに腕は上がってきているが,まだまだ未熟であることは自分でも分かっている。いや,上忍の方々はともかく,それ以上のランクの人たちのうまさったらないですもん!
最後の「体」は,集中力の欠如だ。集中力を維持するためのスタミナが足りないというのもあるが,試合に負けてテンションが下がり,同時に集中力も落ちてしまうということが多い。そして,減ったポイントを挽回しようとして振るわない結果になり,さらにテンションが下がるという悪いサイクルに陥るのである。これはメンタルも関わるところであり,「心」と「体」は本当に一体なんだなあというのが,改めてよく分かった次第だ。
「心」と「体」は,もうひたすらランクマッチをこなして鍛えるほかない。では「技」はどうすればいいか。これも練習と情報収集を重ね,自分なりに昇華していくことが結局は近道だろう。また,3次元の動き,とくに壁に張り付いたときの動きや行動にもっと習熟しないといけない。
地上で視界を回しての状況把握と動きはそれなりにできるようになったものの,壁に立ったときの周囲の把握と状況判断,そして実際の操作はまだまだ未熟。もっと3次元を活かした戦い方ができるようになれば,もう少し成績も上がるのではないかという見立てだ。
結局のところ,試合を重ねるほかに強くなる道はない。失ったポイントを取り返すのは結構大変なんだけど,忍者の神を目指すならこの道を歩くしかないのだ! |
ちなみにガムウェポンは,ドリルビーストからトリックボールに変更した。通常コンボ中に「ビヨンド・ザ・ガム」を挟んで,さらにコンボをつなげることでIPPONとKOの確率が上がった……感じがする。あとフジヤマロケットが超気持ちいい!! |
これらを踏まえてシーズン2の抱負を掲げるとするなら,「忍者の神!」という大目標はもちろんとして,まずは現実を見て「スーパー忍者」を目指したい。いきなり忍者の神は無謀すぎたと思うんだ。忍者の神の2つ下のランクなので,ステップアップにはちょうど良いだろう。ということで,これからは「忍者の神を目指すために,狙うはスーパー忍者!」ということにしたいと思う。
目標も定まったところで,スタートしたシーズン2の情報をまとめよう。いやいや,情報も勝負を左右する立派な武器なのですよ,ニンニン。
最初にシーズン1からシーズン2になっての変更点は,
・プレイヤーレベルのキャップの開放
・ランクは据え置き
・ティアのランクは1から再スタート
・シーズン2のニンジャラパス発売
・スポーツや和風の新アバターアイテムが登場
・新ステージ「シノビシティ」が登場
・新ガムウェポン「ボード」タイプの4種と新ガム忍術,スペシャル,ガムシュート,アビリティが登場
・新シノビカード「ヨコドリハイエナ」「ジャイアント・キリング」の2種が登場
システム的なポイントは,ランクの据え置きとティアランクのリセットだろう。
ランクについては,シーズン1終了と同時に「忍者の神」と「伝説の忍者」はランクが下がる可能性があったそうだが見送りとなったらしい。それ以下のランクは変動がないようだ。
ティアランクはまた1からのスタートとなるが,こちらはもう一度ランクを上げることで報酬がたくさんもらえるので,むしろメリットのあるリセットと言える。この機会にお小遣いからニンジャラパスの購入も検討しているところだ。
ゲーム的には,新ステージに新ガムウェポン,新シノビカードと見どころ満載だ。どれもこれもと気になるところだが,今回は新ステージ「シノビシティ」を紹介したい。
近未来風な温泉歓楽街といった趣のシノビシティは,イーグルシティほど高い建築物が乱立しているわけではないが,高低差がありギミック満載のマップといった印象だ。
ギミックの中で面白いのが,マップ中央に位置する温泉だ。この湯のなかに一定時間いると,なんとSエナジーゲージの上限が上がる。さらに,ライフの回復速度がアップする効果もある。
もう1つのギミックが,シノビシティで現れては消える湯気だ。この湯気は視界を遮る効果があり,湯気の向こうにほかのプレイヤーがいても視認できなくなってしまう。高いところから攻撃を仕掛けようとしているときに湯気に覆われると,狙いづらくなるのでやっかいだ。
ドローンの出現ポイントも,高いところから見渡しただけでは把握できないところもあり,確認のため出現ポイントへ行く必要があるなど,手間がかかる。さらに,狭い通路や行き止まりが出現ポイントになってることもあり,狭所でのバトルも頻発する。ソウサイで発生するバリアでドローン破壊競争から弾き出されることもしょっちゅうなので,何かしらの対策を考える必要もありそうだ。
面白いステージだけど,まだ慣れないためか戦いづらく感じるシノビシティ。とはいえ,マッチングで選択される確率は1/3。WNAアカデミーとイーグルシティは把握してるので,そちらが来れば,なんとか戦えるところまでは来ている。シノビシティはフリーマッチで覚えて……いやいや,ここは「心」を鍛えるためにもランクマッチで慣れるようにしていこう!
こうして誓いも新たにシーズン2へ参戦したミドリ。シノビシティのマップを把握するほかにも,新ガムウェポン「ボード」タイプの使用法&対処法も練らなきゃいけなかったり,新シノビカードの知見も集めなきゃいけなかったりと,やることは山ほどある。迫り来る情報の荒波と温泉に飲まれたミドリは,果たしてスーパー忍者,もとい忍者の神になれるのか!?
「ニンジャラ」公式サイト
- 関連タイトル:
ニンジャラ
- この記事のURL:
キーワード
(C)GungHo Online Entertainment, Inc.