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[TGS 2021]「ニンジャラTGS2021杯 決勝大会」レポート。8人が入り乱れるバトルロイヤルの勝者は?
その模様を配信した番組では,2021年10月7日からスタートする,「初音ミク」コラボの情報もおさらいとして公開されたので,それらをまとめて紹介していこう。
Nintendo Switch用ソフトの「ニンジャラ」は,基本プレイ無料+アイテム課金で展開する,ジャンル名“対戦ニンジャガムアクション”を謳う作品だ。オンラインを通じた,最大8人での対戦ができ,不思議な「ニンジャガム」で「シノビの力」を引き出した少年少女を操作し,大都市や温泉街など様々なフィールドを駆け巡ってチャンバラをする。
忍者の末裔であるプレイヤーキャラクターは,垂直の壁を走ったり,植木やフェンスに化ける「ガム変化の術」,そしてガムを膨らませて空中を飛び回るといったド派手なアクションが簡単操作で行える。
また,攻撃方法であるノーマルアタックやバックアタック,ワイドアタックは,ジャンケンのように優劣が決まる三すくみになっているため,どの技を繰り出すかの読み合いもおもしろい。
武器は,機動力が高く近接戦に向いている“イッポンカタナ”や,遠距離からの攻撃ができる“マキモノトウ”など複数存在。武器ごとに異なる 特殊技「スペシャル」や,ゲージを使っての大技「ガム忍術」が用意されているので,自分のプレイスタイルにあった戦いを選ぶことができる。
そんな「ニンジャラ」の大会が,東京ゲームショウ2021 オンラインの最終日である,2021年10月3日に行われた。
大会のルールは,8人対戦の「バトルロイヤル」。こちらは,ライバルたちを倒してポイントを稼いでいくというシンプルなものだが,フィールド上に出現する「ドローン」を倒して,特殊行動に必要なリソース「Sエナジー」の上限を上げるといった行動も重要になっている。
MC:シソンヌ 長谷川さん
アシスタントMC:貴島明日香さん
実況:Oooda氏
解説:だいだら氏
解説:ブンブン丸氏
ゲスト解説:yunocy氏
写真左から,Oooda氏(実況),yunocy氏(ゲスト解説),だいだら氏(解説),ブンブン丸氏 |
写真左から,シソンヌ 長谷川さん(MC),貴島明日香さん(アシスタントMC) |
同日に実施された予選と準決勝を勝ち抜いてきたのは,「ごっそくようすけ」選手,「たくごおり」選手,「クヴァ」選手,「こげにょる」選手,「いるさん」選手,「もりか」選手,「くれん」選手,「キャリー」選手の8名だ。
決勝戦は,「シノビシティ」と「スフィンクスバレー」をステージにした2回の試合が行われ,ポイントの合計で勝者が決定。1試合目と2試合目では同じ武器を使えないため,2種類の武器を使いこなせることも重要になった。
1試合目のシノビシティでは,8人中4人が,現環境で“強武器”とされる「スクラップサーベル」を選択した。
強さはもちろんなのだが,この武器の持つ,壁を作るスペシャルの「フロッグブロック」と,レーザーを撃つガムシュート「ガムレーザー」,そして範囲内の相手を踊らせるガム忍術「シノビディスコ」が,狭い空間が多いシノビシティと相性がいいことも理由であろう。
あちこちで混戦が起こるなか,豪快な「IPPON」(ソウサイ状態からの勝利,ガムで動きを封じた相手を倒す,ガム忍術でのトドメを刺すなど,テクニカルな勝利で高ポイントを得られる)や,待ち伏せ,漁夫の利での勝利などが次々と発生し,目まぐるしい展開に。
どの選手も,いずれ劣らぬ接戦ではあったが,多くのライバルをIPPONで仕留め,“IPPONマスター”ボーナスを得た「もりか」選手が1位になった。それに「クヴァ」選手,「たくごおり」選手,「ごっそくようすけ」選手が続く。
2試合目のスフィンクスバレーは,1試合目と同じ武器が使用できないこともあって,選ばれるものがばらけていた。使いこなすのが難しいとされる,「チューイングV」を選択する強者がいたりと,1試合目以上にハイレベルな戦いになることが予想された。
この試合では,「ごっそくようすけ」選手の適切な判断力が光った。しっかりと「IPPON」を決めつつ,乱戦になっていると見るや,ドローン撃破に専念。結果,“IPPONマスター”を得つつ,さらにドローンも数多く倒してポイントを伸ばした同選手が1位になった。
2位は「クヴァ」選手,3位は「たくごおり」選手,4位は「もりか」選手だ。
2試合の獲得ポイントを合計した結果,優勝は「もりか」選手,準優勝は「ごっそくようすけ」選手,3位は「クヴァ」選手,4位は「たくごおり」選手に決定。
「もりか」選手は,1試合目が1位で2試合目が4位,逆に「ごっそくようすけ」選手は,1試合目が4位で2試合目が1位であったが,「ごっそくようすけ」選手は,1試合目のポイントが伸びなかったことから,「もりか」選手に総合1位を譲ることになった。この辺りは,ポイント制のおもしろさといえるだろう。
優勝「もりか」選手 |
準優勝「ごっそくようすけ」選手 |
3位「クヴァ」選手 |
4位「たくごおり」選手 |
試合の後には,10月7日から11月8日まで実施される,「初音ミク」コラボの再告知が行われた(関連記事)。試合に参加した回数に応じて,ガチャコインや「イッポンガム(ミク)」,コラボステッカー「初音ミク『マジカルミライ 2021』・LOVE」がもらえるほか,シノビショップには,バーチャルシンガーのコラボコーデやエモーション,BGMなどが登場する。
また,「初音ミク」コラボガチャでは,マジカルミライのコーデも入手可能だ。10月7日から10月24日までは,スクリーンショットコンテストも開催されるので,自慢の1枚で参加してみるといいだろう。
●コラボ告知
https://ninjalathegame.com/jp/news/info/collab-hatsunemiku.html
「ニンジャラ」公式サイト
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