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ネルケと伝説の錬金術士たち 〜新たな大地のアトリエ〜公式サイトへ
  • コーエーテクモゲームス
  • ガスト
  • 発売日:2019/01/31
  • 価格:通常版:7800円(+税)
    プレミアムボックス:1万800円(+税)
    20周年記念ボックス:2万6100円(+税)
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印刷2018/09/19 12:00

プレイレポート

「ネルケと伝説の錬金術士たち 〜新たな大地のアトリエ〜」の序盤をプレイ。「街づくり×RPG」をテーマにした新たなアトリエに

 コーエーテクモゲームスは2018年12月13日,「ネルケと伝説の錬金術士たち 〜新たな大地のアトリエ〜」PS4/Switch/PS Vita)をリリースする。本作は,歴代アトリエシリーズに登場した“伝説の錬金術士”達と協力して,理想の街を作っていくRPGだ。今回4Gamerでは,本作の開発バージョンでストーリー序盤を実際にプレイする機会を得たので,ゲームの流れを紹介していこう。

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ネルケ・フォン・ルシュターム
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 本作の舞台となるのは,“賢者の遺物”こと「グランツヴァイトの樹」が眠っているといわれる村「ヴェストバルト」。不思議な力で人々を救った賢者に憧れる主人公のネルケ・フォン・ルシュタームは,辺境にあるこの村の担当管理官として,村を発展させつつ賢者の遺物を探すこととなる。

 しかし,アトリエシリーズ20周年記念作品の主人公でありながら,ネルケは錬金術を使えない。そのため,村の発展には時間がかかりそうだと考えていた矢先,さまざまな世界から“伝説の錬金術士”が次々に現れ,村はすさまじい速度で発展していくのだった……というのがストーリーのあらすじだ。

ストーリーの進行や条件の達成により,歴代アトリエシリーズの錬金術士達が次々に登場する
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 ヴェストバルトの担当管理官であるネルケには,「村を大きく発展させる」という使命があり,それに沿った課題が与えられる。課題の内容は,「村の人口を一定以上にする」「特定の施設を充実させる」などさまざまだが,それぞれ期限が設定されており,達成できなければネルケは担当管理官から外されてしまう。課題達成を目指して,村を発展させていくのが本作の主な流れだ。

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 ネルケの生活は,大きく「平日」と「休日」に分かれている。
 平日は,街づくりや仕事の依頼などを行う。街づくりでは,いわゆる都市経営シミュレーションのように施設を建築していく。例えば食品店を建築すればパンやお菓子を販売できるようになるし,アトリエを建築すれば錬金術士が店で販売するアイテムを錬金術士が調合できるようになるといった具合だ。そして田畑を作れば,調合に必要な素材の栽培が可能となる。

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さまざまな施設を建築し,街を作っていく
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 また仕事の依頼は,村の住民達に各店舗を任せたり,探索地に派遣したり,あるいは錬金術士に欲しいアイテムの調合を頼んだりといったことができる。住民にはそれぞれ特性があるので,向いている仕事を任せたほうが活躍させやすい。

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 ゲーム最序盤では,仕事を依頼できる住民や錬金術士が少なく人材不足なので,どうしても赤字になりがち。そうなるとゲームを進めるたびに資金が減っていくが,それを恐れず「次に何をすれば,のちのち収入が増えるか」をしっかり考え,きちんと施設を建築したり,住民に仕事を依頼したりすることが必要だ。

 一方休日は,住民を訪問したり,周辺の調査を進めたり,錬金術士達と研究を進めたりといったことができる。
 住民を訪問するなどして友好度を高めていくと,イベントが発生することもある。

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 周辺の調査では,錬金術に必要な素材やレア素材を採取可能で,ゴールにたどり着くと調査可能なエリアが増えていく。
 調査はオート進行で,ネルケのほかに錬金術士達など最大5人で編成したパーティで進めていく。調査中はパーティメンバー同士のやり取りが発生することもあり,組み合わせによってはアトリエシリーズファンがニヤリとするようなやり取りや,逆に意外なセリフが見られるかもしれない。

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 また,調査中は魔物とのバトルが発生する。ただ,従来のアトリエシリーズからするとかなりシンプルなシステムで,行動順番が回ってきたパーティメンバーから順次行動,1回行動するごとにそのキャラクターのドライブが溜まり,必要数を満たすとスキルが使えるといった内容だ。一方で,ドライブが溜まった状態では行動が回るスピードがアップするので,スキルを使わずに溜めておくという手もある。
 加えて,すべてプレイヤーが操作する「マニュアル」のほか,スキル使用などでプレイヤーが介入できる「セミオート」,操作不要だが通常攻撃しか使わない「オート」の3モードが用意されているおり,オートで高速表示にするとサクサク戦闘が進んでいく。

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 バトルだけでなく調査全体がシンプルなシステムとなっているが,これは本作が街づくりを軸に据えたゲームだからとのこと。実際,調査もバトルもシンプルであるがゆえにスピーディに展開し,ゲーム全体のテンポを損なわないものになっていると感じた。

 研究は,新しいアイテムの調合レシピ習得やアイテムの強化,レアアイテムの入手などのために行う。研究はツリー状に進行していき,一定の段階まで進むと複数の錬金術士による「協力調合」が可能となり,特殊なアイテムを作成可能だ。

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 なお休日には時間の概念があり,訪問や調査などを行うことで時間が進んでいく。そのため,きちんとスケジュールを立てて行動することが必要だ。例えばイベントが発生しそうな錬金術士がいるのであれば訪問を優先したほうがいいだろうし,そうでなければ調査や研究を進めたほうがいいかもしれない。
 ちなみに調査は「走る」ことでゴール到達までの時間を短縮できるが,走っている間はアイテムの採取ができないというデメリットがある。残り時間を踏まえて,上手に歩きと走りを切り替えるといい。

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 プレイヤーはネルケに与えられた課題をクリアするべく,平日と休日を繰り返していく。もちろん漠然とプレイしているだけでは課題クリアはできないので,上記のとおり収支などを確認しながら,次に何をすれば収入が上がり総人口が増えるのか,どこに問題があり何をすれば解決できるのかなどを考えなければならない。

イベントでは,異なる世界の錬金術士達が交流することも
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 今回は1時間に満たないプレイ時間だったので,村の総人口100数十人,錬金術士を含めた仕事を依頼できる住民7〜8名というところまでしか確認できなかったが,総人口が1万人を超えるようになるとプレイフィールもダイナミックになるとのこと。
 仕事を依頼できる住民も最終的にはかなりの数になるそうで,歴代アトリエシリーズのファンはお気に入りのキャラクターの登場を期待してもよさそうだ。

錬金術士同士の意外な接点が見られることもある
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 さらに,東京ゲームショウ2018のコーエーテクモグループブースでは,キャラクターとの交流や街づくりの流れなどが楽しめる試遊台が出展されるという。本作に注目している人,本作の片鱗を感じたい人は,会場に足を運んでみよう。

「ネルケと伝説の錬金術士たち 〜新たな大地のアトリエ〜」公式サイト

※画面はPlayStation 4で開発中のものです。
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