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[TGS 2018]「妖怪ウォッチ4」試遊レポート。最新作は人間キャラもバトルに参戦し,アクション性が大幅にマシマシ
ゲームだけでなく,アニメやホビー,マンガなどのクロスメディア展開によって,小学生を中心に一大ムーブメントを巻き起こした「妖怪ウォッチ」シリーズ。そのゲーム最新作では,おなじみのケータが暮らす世界,ケータの娘・ナツメが登場する30年後の世界,そして12月公開予定の「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」で主人公の少年・シンが活躍する世界が舞台となることが明らかになっている。
今回のTGS 2018バージョンは,アニメ「妖怪ウォッチ シャドウサイド」のナツメを操作するRPGパートからスタートする。ナンバリング初のNintendo Switch用ソフトということで,進化した3Dグラフィックスにより,大きな画面で探索できる町並みは新鮮だ。
ナツメの弟,ケースケのクラスメイトであるマナミの相談を受けると,いよいよ注目のバトルパートに突入する。ここでは操作キャラクターがトウマに切り替わり,人体模型のような妖怪・ジンタが出現する。アニメのファンにはおなじみの展開だ。
バトルシステムは前作から一新されている。プレイヤーは人間キャラクターのトウマを操作することになり,パーティの妖怪達(今回はジバニャン,コマさん,ミッチー)と共に戦う。バトルはリアルタイムで進行し,仲間の妖怪はそれぞれの行動を繰り広げていくので,プレイヤーはサポートすることを念頭に置くといいだろう。
トウマは近接攻撃が可能だが,やはり大ダメージを与えるには「わざ」を駆使したい。離れた場所から攻撃できる「妖気ショット」,近接攻撃が強化される「鬼の手」,仲間を回復する「元気オクール」の中から,バトルの状況に応じて最適なわざを選ぶのだ。
なお,わざの使用に必要な「妖気」は時間経過に応じて徐々に回復するが,「妖気スイトール」によって敵の妖怪から直接吸い取ったほうが話が早い。それなりに近づかなくてはならないので,要注意ではあるが。
バトルの中盤には不動明王を憑依召喚して,トウマが変身する要素も確認できた。もちろん,攻撃力は大幅に強化されるので,一気にダメージを与えるチャンスだ。
また,ボスの弱点である心臓がさらけ出される一幕もあり,視点変更の操作によって弱点を狙い撃つことで,効果的にダメージを与えられる。
見事,ジンゲキの退治に成功したところで,TGS 2018バージョンは終了となる。ただし,最後に“あのコンビ”が顔を見せてくれるので,会場に足を運ぶ人はお見逃しなく。
「妖怪ウォッチ4」のバトルシステムはアクション性が大幅に増しており,従来のイメージのままで臨むと戸惑うかもしれない。「妖怪ウォッチバスターズ」シリーズのように,瞬時の判断力が必要になったとも言える。とは言え,これで最新作の全容が判明したということではないはず。ますます今後の発表が楽しみになってきた。
「妖怪ウォッチ4」公式サイト
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