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  • カプコン
  • 発売日:2018/12/20
  • 価格:パッケージ版:3490円(+税)
    ダウンロード版:3231円(+税)
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鬼武者

鬼武者
公式サイト http://www.capcom.co.jp/onimusha/
発売元・開発元
発売日 2018/12/20
価格 パッケージ版:3490円(+税)
ダウンロード版:3231円(+税)
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  • 昇るなら 85
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2022/05/02
    良い点
    少し前置きを。攻略範囲は難易度標準でクリアまで。攻略時間は9時間ほど。
    鬼武者という作品は1・2・3と三作品あり2と3の間に鬼武者無頼伝という格闘ゲーム(全くの別ゲー。以前紹介時に間違いを書いてしまってカプコンさんと鬼武者ファンの方に大変失礼をいたしました)が発売されましたが基本的にアクションアドベンチャーゲーム。
    メーカーによると正式には「戦国サバイバルアクション」。
    関連作・外伝的なものが数点と後継作として新 鬼武者という作品があります。
    初期のバイオハザードに似ていますが、主な攻撃方法は刀による斬撃。刀はいくら切っても減らないので銃弾の節約をする必要はなく、ビックリ系の怖さがないので割とプレイしやすいと思われます。
    謎解きや「剣戟」、映画的な描写方法、「他にはない不気味な世界観」が魅力。
    本作品PS4鬼武者は新 鬼武者ではなく、鬼武者1のリマスター作品。

    良い点ですが、ただのリマスターではないところ。
    操作方法が新しくなり移動がしやすくなっています。動きやすくなっているので難易度も若干落ちています。
    旧バージョンの操作方法も受け付けます。
    画面比率は16:9と4:3と詳細設定にて変更可能。16:9の比率にしてしまうと横に伸びるだけでコレじゃない感が出るゲームもありますが、そんな感じではなかったように思います。
    リマスター作品としての画面は非常にキレイ。

    リマスター前と声・BGMが違います。声の方は、すでに亡くなった方もおられますし仕方が無いかと。
    本リマスターバージョンの演技は良いと感じました。
    BGMの方は以前ニュースにもなったゴーストライターの件とハッキリと決別するためにも全差し替え(本リマスター作品の仕様)で良かったと思います。
    私、あーゆーくだらない劇場型の演出、嫌いなんですよねー。
    たぶん当時、鬼武者に夢中になったプレイヤーも知らない・興味が無い方も多かったと思いますよ。
    ゲーム外部の演出とゲームの面白さは関係がないですから。
    本作には収録されていませんが、以前の音楽は良かったと思います。
    それとは別に、本リマスター版の音楽の方は素晴らしかったです。合うか合わないかの心配は全くする必要がなかったですわー。

    △ボタンで戦術殻(せんじゅつかく)を用いた必殺技を放つことができます。
    3種それぞれ特色があり、敵に合わせ切り替えます。派手さと爽快感、戦術的な面白さがあります。
    PS3までのゴッド・オブ・ウォーみたいな感じです。まぁ鬼武者の方が発売は数年早いですし、ゴッド・オブ・ウォーが鬼武者に似ていると言った方が良いか。
    デビルメイクライも似ていると言われますが、私はバイオハザード・鬼武者・ゴッドオブウォーは面白いと思いましたが、どうもスタイリッシュなデビルメイは合わなかったので、いやスタイリッシュアクションは・・という方にもプレイしてみて頂きたい。
    粗削りですが「元祖!」という感じは味わえるかと。

    敵を切った時の感触が良い。ズブルブルーンという感じ。
    魂を吸収する時のシューも良い。吸うのに時間がかかり(隙を見て吸うシステムになっているため)敵がワンサカいる時には「はよ、せえやぁぁっ!」という感じなんですが、強敵を倒した時なんかは「あー、ええ気持ちどすなー」(棒読み)という感じに。

    かえで、というくノ一も操作することになります。2人のプレイヤーキャラクターを使った謎解きも楽しめます。

    暗号解読が楽しい。ひっかけもあるので推理力が試されます。

    回復薬の数が限られているので、一瞬も気が抜けない。最悪、詰みます。
    かんたんなモードが最初から選べるので、こりゃ無理だわと思ったら易しいを選んでみましょう。
    薬草を強化する・敵の攻撃を防御するなど工夫すればアクションが下手な方でもクリアできます。

    これが一番良い点ですが、「そこまで難しくないのに脳汁が出る」ところ。
    今さら過去の鬼武者プレイヤーがやって夢中になるのだろうか・・と思っていましたが、面白いです。
    悪い点
    (体質により?)オープニングムービーで酔う。SD画質のゲームをHD画質化することで以前は無かったはずの画面酔いが出ることがあります。
    通常のゲーム画面では酔わないと思いますので、プレイ1日目で投げない方が良いかと。

    今風のゲームとは違いチュートリアルがないので説明書を読む必要がある。
    特に必殺の項目と防御不能技への対処となるステップ・鍔迫り合い(つばぜりあい)のボタン・弓の操作と刀への切り替え方・「魂の吸収」はおさえておいた方が良いです。(減点なし)

    昔のアクションアドベンチャーあるあるですが、上へ向かっていたのに次の画面では上が上じゃないなど進む方向が違うため混乱しやすい。また戦いにくい。(減点なし)

    戦術殻の切り替えが止まった状態でしかできない。殺られるからなんとかしてぇぇっ!

    左アナログスティック押し込みで地図が出るので戦闘中によく暴発する。

    クリア特典の衣装は世界観を壊すので良くないです。何周もプレイする方の為の要素だとは思いますが、あくまで洋も入った「和風」を崩さない方が良い気がします。
    その昔、売れない自社ハードを専務が登場し・・(以下略)。私はその時学んだのです。
    「ネタに走ると終わりが近い」と。
    この言葉をよく覚えておくのだぞ!うっ、頭痛が痛い。

    旧バージョンのクレジットが、ここで流れるんかーい!というタイミングで流れる。
    「これは笑うトコなんだろうか・・」と頭に?マークが浮かびました。
    ロックマン9をプレイした時を思い出しましたわー。プレイステーションだったのにファミコン?どゆこと???と。腹がたつとか言うのではなくて、意図がよく分からなかった。
    総評
    幻魔と鬼・人と戦国時代、グロテスクな描写や洋風の名前の敵との激しい戦いと独特の世界観が魅力の剣戟アクションゲーム。古い作品ですがプレイしやすくなって再び顕現。和風の描き方が素晴らしかった鬼武者第一作目のリマスターバージョンです。力入ってますねー。

    魔空空間という腕試しの場が。私は旧鬼武者1では突破できなかったので、セーブしていく事を強くオススメします。

    PS4版とは別にニンテンドースイッチ版・Xbox one版・PC版と発売されていて、15歳以上ならどなたでもプレイできます。

    最近よく「難しいと理不尽を取り違えてるぅ」ってセリフを聞くんですが、言葉としては正しいし、実際そういうゲームもあります。
    それとは別のケースもあって「他のメーカー含み、過去のゲームを肯定している」というものも。
    過去にゲームをクリアしてきた人向けに出すから当然、難しい。
    どうやってできるようにするか?は努力するしかないかと。もう買いませんってメーカーに文句を言うというのも手段の一つではあるかもしれませんが、これからゲームを続けていこうとするなら、ご自分の為にはならないと思いますよー。
    私もファイナルファンタジーや真・女神転生がプレイできなかったクチ(あくまで凡人でしかない)ですから、気持ちはよくわかります。
    努力の方法として「アクションゲームが難しすぎてできない場合にカプコンのゲームをプレイする」って方法が。
    私もヘタクソですけど、カプコンのゲームずーっとやってましたから今の時代の難しい(と言われる普通の)アクションゲームもクリアできるんですよねー。
    たぶん「コツをつかめるのではないか」と。
    がんばったらできるようになるのが、評価の高いゲームの特色なんですよ。
    そして「知らず知らずの間にも技術の・法則性の・術式の蓄積はできます」。この言葉は覚えなくてもいいですわー。

    主人公となるのは明智の血に連なるもの。史実とは世界観が違い、それはオープニングムービーでも見てとれます。
    昔は気づかなかったのですが、主人公は「器を持つ者」?鬼の篭手が器なんだと思っていたので・・アレ?と。まさか棒読みは仕様だったのか??
    これも思い違いか、勘ぐりすぎか・・?鬼武者2と3のリマスターが出たらやってみようかなと思いました。
    できれば続編を期待したいところですが、新鬼武者が微妙だった(というか別ゲー)らしいし・・どうなるか。出るとしたら鬼武者4かっ!?
    本作鬼武者1リマスターはあまり売れなかったようですけど、良かったですよー。
    プレイ時間
    5〜10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 2
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