［TGS 2018］新作アプリ「BLADE XLORD」のステージイベントをレポート。ゲストの野沢雅子さんから語られた，風邪を引かない秘訣とは？

　東京ゲームショウ2018の3日目となる2018年9月22日，サイバーエージェントブースで同社の新作アプリ「BLADE XLORD」の紹介ステージが開催された。
　本稿では，ゲーム内容の紹介に加え，本作の監督を務める早貸久敏氏，プロデューサーの竹田彰吾氏，そして野沢雅子さんら出演声優陣が登壇したイベントの模様をレポートする。

「BLADE XLORD」公式サイト

　本作は，長い耳を持つ精霊のような「エルバン」や，屈強な肉体を持った「オーグ」，獣人の「ウォルガ」など，多数の種族が登場する王道のファンタジーRPGだ。フィールドを自由に歩き回りながら，目の前に立ちはだかる敵と戦うリアルタイムバトル制が採用されており，かなり自由度の高い戦いが行える。

美しいグラフィックスで描かれたキャラクターと大型ボスが戦う姿は迫力満点。竹田氏によれば，操作するキャラクターの役割に応じて戦い方が変わるとのことで，奥深いバトルが楽しめそうだ

主人公のライド・ベルフォードは“呪い”にかかっており，この呪いが冒険をする理由でもあるという

ヒロインのフィアナは，物語の鍵を握る謎の多い女性。物語の進行と共に彼女の謎も解き明かされていく。ちなみに，今回公開された見返りの立ち姿にも意味があるのだそうだ

千年女王のライラ・エクナーク・エトはエルバンの種族長。幼く見える姿とは裏腹に，長きにわたってエルバンを治める実力者だ

主人公のライバルであるジーク・ロックハートは，エルバンの中でも希少な存在である，ダークエルバン。「双刃の復讐者」という二つ名を持っている

クオ＝ヴァディスは，世界に存在する4つの大きな騎士団の1つ，「黒騎士騎士団」のリーダー。フィオナと同じく物語の鍵を握っている

カイ・ドルチェループは，メインストーリーには登場しないが，各キャラに用意された個別ストーリーで登場する

ゴルド・ゴルディオは，オーグの種族長。竹田氏お気に入りのキャラクターとのこと

ウォルガ族であるヤース・タッカートは，ライド，フィアナとともに旅をするメンバーの1人

　紹介が一段落したところで，青二プロダクションに所属する50名以上の声優陣が本作に起用されていることが発表され，その中から主要キャラクターのボイスを務める，ライド役の新井良平さん，メリル役の庄司宇芽香さん，フィアナ役の大和田仁美さん，タムタム役の和多田美咲さん，そしてユオル役の野沢雅子さんが登壇した。


　それぞれが自身が演じるキャラクターを聞かれ，さまざまな答えで会場を沸かせた。
　新井さんはライドについて「非常に仲間思いの熱い人柄で，悲劇を背負いながらもそれに打ち勝とうとする，非の打ちどころのない人間です」と話し，庄司さんは「勇ましい女騎士かと思いきや，実は女性らしい部分もあるんです」と，メリルのギャップを語った。
　大和田さんは「フィオナはつかみどころがない不思議ちゃんながら，食べ物だけには貪欲です」とそのキャラクター性を述べ，和多田さんは「楽観的でお調子者，その場を盛り上げるムードメーカー的な存在ですね」とタムタムの魅力を話した。

　そして，ユオル役の野沢さんは，ユオルがおだてられると調子に乗ってしまうことに対し，「まさに私ですね」と来場者の笑いを誘った。また「ずっと元気印の男性を演じているんですが，いつか素敵な女性も演じてみたいです」という願いを語った。

新井さんから風邪を引かないための秘訣を聞かれた野沢さんは，「乱暴な方法ですが，シャワーをそのまま喉に当てたり，鼻からお湯を入れて口から出したりしています」と，20年間風邪を引いていない秘密を公開した

　トークショーが一段落したところで，青二プロダクション所属の神谷浩史さんからのビデオレターが公開された。男性声優同士ということで，新井さんを気遣う言葉が投げかけられたほか，登場キャラクターをさらに増やして青二プロダクションの声優を起用してほしいという野望が語られた。

　最後に来場者，そしてWeb配信の視聴者へ，各出演者からコメントが贈られ，野沢さんが「素晴らしい作品に参加できて本当に嬉しいです。今日来たお客さん，1人が3人に宣伝してくださいね」と，再び来場者の笑いを誘った。


　早貸氏は，「今日はこうしてたくさんの人に集まってもらい，BLADE XLORDへの期待をすごく感じました。できるだけ早くみなさまのもとへ届けたいと思いますので，もう少しお待ちください」と話し，竹田氏が「先日（9月20日）事前登録を開始し，あとはサービス開始までにブラッシュアップを続ける段階となりました。また，公式Twitterも開設しましたので，こちらもぜひフォローしてください」と述べてイベントを締めくくった。

　■画像まとめ

4Gamer「東京ゲームショウ2018」特設サイト