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[TGS 2018]スマホ向けタイトル「Kick-Flight」は,独特の浮遊感覚と簡単操作による空中バトルが病みつきになりそうなアクションゲームだ
2019年春のリリース予定で,基本プレイ無料のアイテム課金制が採用されている。今回,そんな「Kick-Flight」をプレイしてきたので,さっそくインプレッションをお届けしよう。
Kick-Flightの舞台となるのは「浮遊石」が存在する世界で,これを用いた競技が熱狂をもって迎え入れられている。本作に登場するキャラクター達は「キッカー」と呼ばれ,その競技に参加している人々だ。男女様々な顔ぶれが揃っており,ローンチ時には12名が実装される。
競技のルールは,4対4のチーム戦で,3分間で相手チームよりも多くフィールドに配置されているクリスタルを獲得すれば勝利となる。また,クリスタルを獲得した選手を倒すことで,その選手の持つクリスタルを奪い取ることも可能だ。
操作は,画面長押しで浮遊,タップでダッシュ,スワイプで方向転換,フリックで回避となる。
使用できるスキルは「キッカースキル」「スペシャルスキル」「ディスクスキル」の3つ。
キッカースキルはキッカーそれぞれが持つスキルで,クールタイムが短く,試合では多様することになるだろう。
スペシャルスキルはクリスタルを溜めることで使えるスキルで,試合中に使う頻度はキッカースキルと比べて少なくなる。なお筆者が使ったツバメというキャラクターのスペシャルスキルは,竜巻をその身に宿して,強力な攻撃を行えるようにするものだった。タイミングを合わせてうまく使えば,状況を大きく変化させることも可能だろう。
3つめのディスクスキルは,4枚まで装着できるディスクを使い,様々な特殊効果を発動させるというもの。攻撃,回避,能力アップなどその効果は様々だが,それだけにディスクの選択も試合に影響を及ぼしそうだ。
試遊では,赤と青のチームに分かれて対戦。本作は空中バトルが特徴なだけあり,自分の指で飛行するキャラクターを操る感覚はこれまでにあまりなかったものだ。
このまま自由に飛んでいたいと思ったものの,そこは厳しい競技の世界。相手チームに勝たなければならない。先述したように操作はシンプルなので戸惑うこともなかったし,誰でもすぐに馴染める印象だ。攻撃は相手に近づくと自動で発動。そこにスキルを手動で発動させ,様々な攻撃パターンを組み合わせるのが基本となるようだ。
全体マップは画面上部で確認できるので,相手の位置も一目瞭然。また面白いのは,敵がどれだけクリスタルを所持しているかが数字で表示されるため,必然的にクリスタルを多く持っている選手は狙われる傾向が強くなる。それが自分であれば注意すべきだが,マップを有効利用することで試合を有利に進めことも可能だろう。
試合状況は逐一ナビゲーションしてくれるので,現状も把握しやすい。残り時間が少ない状況で相手が優勢だと分かったら焦ってしまうが,その分熱くもなれるだろう。
筆者のチームは残念ながら負けてしまったものの,約10分のプレイでもかなり楽しめた。本作の面白さの一端を知ることができただけでも大きな収穫だ。もっとプレイしたいと素直に思えたゲームで,正式リリースが今から楽しみである。
「Kick-Flight」公式サイト
- 関連タイトル:
Kick-Flight(キックフライト)
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