プレイレポート
[プレイレポ]「勝利の女神:NIKKE」にピルグリムの新ニケ“ドロシー”と,配布で3凸を実現しちゃう“ライ”が登場
ドロシーは特殊募集での入手となるが,ライはイベントの報酬として3体入手できるほか,先日の配信番組での達成報酬で1体プレゼントが決まっており,今であれば配布のみでいわゆる“3凸”が可能になっている。レベル160の壁で育成が止まっているプレイヤーは,このチャンスを逃さないようにしよう。なお,入手はイベント期間中(5月18日4:59)までとなる。
ということで,さっそく感触や性能について紹介する。今回はテストサーバーではなく,筆者の個人アカウントでのプレイ・撮影となっている。
高火力ニケとのコンビで大ダメージが狙える支援型の「ドロシー」
ドロシーはピルグリムのニケで,部隊“インヘルト”に所属している。コードは“水冷”,武器は“アサルトライフル”,バーストの属性は“I”の支援型となる。
スキル1の「聖火」は,最後の弾丸で攻撃したとき,味方全体のバーストスキルクールタイムを減少させ,さらに自分が“発現”(※「失楽園」の効果)状態なら味方全体に“敵のパーツを攻撃するとき,該当のパーツに与えるダメージが増加(5秒間)”の効果を付与する。
スキル2の「洗礼」は,20秒に1回,敵全体に攻撃力から一定割合分の分配ダメージを与えるというもの。分配なので,敵の数が少ないほど単体へのダメージ量は大きくなるわけだ。
そして,バーストスキルの「失楽園」は,自分にスキル2のクールタイムを2秒に変更(10秒間)する“発現”効果を付与し,さらに指定した敵対象1機に対して“烙印”を付与(10秒間)。烙印の付与中は,その対象を攻撃したときの累計ダメージがカウントされ,効果の終了後に敵全体へダメージを分配して与えられる。累計ダメージの最大値は,スキル発動者の攻撃力の一定割合分となるので,洗礼を含めて自身の攻撃力も大切になるようだ。クールタイムは20秒なので,属性“I”1体での運用が可能となる。
育成すると2人分の盾にもなる防御型ニケの「ライ」
もう一方のライは,テトラが開発するニケで,新部隊“スクールサークル”に所属している。コードは“水冷”,武器は“サブマシンガン”,バーストの属性は“I”の防御型となる。ちなみに,高校に在学中の3年生なのだとか。ニケは見た目と年齢が一致しないものだが,それとしてもニケになった経緯が気になるというか,ストーリー設定から想像するとモヤってしまう。
スキル1の「先輩の応援」は,通常攻撃で60回攻撃したとき,味方全体にバーストゲージのチャージを増やす効果があり,さらにデコイがいる場合,スキル発動者の最大HPの一定割合分だけデコイを回復するというパッシブスキルだ。攻撃回数がトリガーになるので,敵が途切れたタイミングなどで操作をライに切り替えて,地形を破壊するついでに撃ち続けるのも良さそうだ。
スキル2の「先輩の気合」は戦闘開始時,最大HPの一定割合分のHPを持った分身(デコイ)を出現させるパッシブスキルだ。効果時間は240秒。1ステージの制限時間よりも長い場合がほとんどなので,デコイが倒されるまで存在すると考えていいだろう。スキルレベル10になると最大HP96%のデコイになるので,ほぼ2人分の盾で守っているようなものだ。
バーストスキルの「先輩のお手本」は,自分にヘイトを5秒間付与し,受けるダメージを減少(10秒間),さらにデコイがいる場合はデコイにスキル発動者の最大HPの一定割合分を1秒間に1回持続回復する(10秒間)。こちらもクールタイムは20秒なので1体で運用できる。
高いダメージを期待できるが“烙印”の対象とタイミングが重要なドロシーと,デコイの育成が重要になりそうなライ
ドロシーの見どころは,やはりバーストスキル「失楽園」の烙印と,その効果による爆発的な火力になるだろう。烙印を付与したラプチャーを倒してしまうと,その時点での累計ダメージ分配が即座に発生するので,目いっぱいダメージを与えられる敵を狙いたい。
ただ,大量の敵がいるところで固い敵だけを狙っていると,放置しているザコ敵から手痛い攻撃を受けることも多い。制限時間を気にしてボスを狙うと,必殺の攻撃を受けて部隊が壊滅していたなんてことはよくあるので,状況を見極めて狙いたいところだ。
そう考えると,ボス出現のすぐ後で,追って出てくる敵を一掃できるタイミングが一番の使いどころになりそうか。発現の効果で2秒に1回発動する洗礼のダメージも相まって,ボスへの攻撃時間を減らさず,周囲のザコ敵を処理できそうだ。とくに発現によって部位(パーツ)へのダメージも増加するので,ザコには構っていられないという事情もある。
一方,ドロシーは支援型なので,やはり攻撃力はあまり高くない。攻撃力の数値がスキルの強さにも直結するキャラなので,育成が進む前はバフでサポートするリターなどのキャラと比べると,全体の火力が下がってしまう可能性がある。ただ,育成が進めば進むほど,そうしたバフの効果を上回っていくのではないか……と個人的には期待している。
そしてもう1人,ライの見どころと言えば,ピョコピョコと応援しながら彼女の盾になるペンギン型デコイの「ナル」だろう。スキルレベル10時点でのHPの高さも魅力だが,ライ自身がナルを回復するスキルを持っているので長く生存しそうだ。
また,バーストスキルによるヘイト付与で敵の集中攻撃を受けても,ダメージ値を割合で減少する効果も付くので,かなり硬くなるのではという印象もある。ナルの最大HPと回復量はライのHPに依存しているので,胴装備などもしっかりと強化したい。
盾役として味方全体をカバーするには,ヘイト付与がバーストスキルタイムの5秒間のみで少し寂しい。しかし,回復役のニケと組ませて,そのあたりをうまくフォローできれば,バーストスキルのクールタイムが20秒と頻繁に発動するチャンスがあるので,デコイが優秀な分だけ味方を回復する時間も稼げるのではないだろうか。
というわけで,支援型だけど火力に期待したくなるドロシーと,デコイが維持しやすく成長したら相当に硬そうなライに触れてみた。
ドロシーは火力の押し上げ役としてもそうだが,バーストスキルのクールタイムが20秒の属性“I”ニケであることも重要だ。今後入手できるであろうニヒリスター(クールタイム20秒の属性“II”ニケ)と合わせて,ようやく“20秒間隔でフルバーストタイムを実現できる組み合わせ”が可能になるからだ。ピルグリムタワーを登るときの,ありがたいパーティメンバーになるだろう。
一方,ドロシーにしても,ライにしてもステータスがスキルの能力に影響するため,とりあえず置いておけばバフで戦力になるというニケと比べて,装備やスキル,余裕があればコア強化による能力の伸びが重要になると思われる。その意味で,今回登場した2人は大器晩成型のニケとも言えそうだ。
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