オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
パッケージ
冤罪執行遊戯ユルキル公式サイトへ
読者の評価
70
投稿数:1
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

冤罪執行遊戯ユルキル

冤罪執行遊戯ユルキル
公式サイト https://yurukill.com/
発売元・開発元
発売日 2022/05/26
価格 7678円(税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
  • RSS
  • レビューを投稿する
  • このページのURL:
このゲームの読者の評価
70
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
  • カオスな面白さはあるが、全体的に大味 70
    良い点
    ・冤罪事件の犯人と被害者という特異な構成

    本作のメインパートは、冤罪事件の犯人と被害者でチームを組み、脱出ゲームをプレイすることになります。この組み合わせは絶妙で、被害者側は犯人側が真犯人だと思っているため、常に一触即発状態。当然チームワークのかけらのもなく、脱出ゲームそのものは地味にも関わらず、やたら緊張感のある掛け合いが楽しめます。

    ・事件と絡めた脱出ゲームという悪趣味さ

    本作の脱出ゲームは、なんと作中で実際に発生した殺人事件をモチーフに作成したものを、その冤罪犯人と被害者で解いていくという、悪趣味ここに極まれりという内容です。したがって、脱出ゲームの内容そのものが事件の真相と密接に関わっており、単なるパズルを超える独特の雰囲気が味わえます。

    ・ど派手な演出

    本作はなにかと過剰演出です。証拠品を選択するシーンでは極太レーザービームが飛び交いますし、事件をおさらいするシーンではサイバー空間を高速ダイブ、とやりたい邦題。この手のゲームにはど派手な演出は必須であり、その点は十分に楽しめます。

    ・濃いキャラクター達

    本作には非常に濃いキャラクター達が揃っています。事実上の主人公と思われるキャラは比較的真っ等ですが、それ以外は基本的に奇人変人。とくに女性キャラクター達はいずれもクセモノ揃いであり、必見です。

    ・本格的なシューティング

    本作はシューティングパートが含まれていますが、そのシューティングの内容はおまけを超えた本格的な内容です。さすがに定価でシューティングのためだけに買うのはコスパが悪すぎますが、セール価格であればシューティングのためだけに買うのもアリでしょう。
    悪い点
    ・脱出ゲームの解答がほぼそのまま

    本作のメインパートは脱出ゲームとなりますが、いずれも難度が低く、ほとんどはほぼそのままという感じであり、ヒントの必要性すら感じないものばかりです。謎解きの面白さに期待して購入すると、肩透かしを食うことになるでしょう。

    ・中盤のしょうもない推理パート

    トリックも雑、ストーリーも雑、事件の真相と1ミリも関係ない、という、完全な蛇足パートです。ここは前半である程度の信頼関係が構築された冤罪犯人と被害者を再び揺さぶって、終盤に向けての緊張感を出すべき場面であり、こんなしょうもない推理パートで消費してしまっているのは残念の極みです。

    ・大味な真相

    事件の真相は極めて大味です。一応伏線らしきものはありますが、あまり納得感のあるものではありません。

    ・ボリュームが少なめ

    普通にプレイしてクリアまで10時間ほどです。フルプライス作品としては物足りないボリュームです。

    ・竜頭蛇尾

    最初の脱出ゲームは、作中の事件と脱出ゲームの内容が完全に連動しており、かつ冤罪犯人と被害者の一触即発のやり取りが楽しめる緊張感のあるものにしあがっていますが、話が進めば進むほど冤罪犯人と被害者は馴れ合うようになっていき、脱出ゲームも事件との関連が薄いただのパズルになっていきます。

    ・本格的なシューティング

    シューティングはそれなりに本格的なのですが、逆にいえばわりと面倒な存在です。毎回きっちり3ステージやらされるので、テンポも悪いです。難易度は下げられるので、シューティングで詰まってクリアできないということはないでしょうが。
    総評
    冤罪事件の犯人と被害者を組み合わせたのは天才的なアイデアですが、それ以外の要素は全体的に大味です。

    前半パートの緊張感はなかなかのものですが、中盤以降は一気に盛り下がっていきます。パズルもシナリオもどんどん劣化していき、シューティングの弾幕ばかりが増していきます。真相にいたっては雑の極みです。

    前半パートを超えると、冤罪犯人と被害者との間にある程度の信頼関係ができてしまい、あとはそのまま真相まで行ってしまうため、盛り上がり不足です。中盤にしょうもない推理パートを入れるよりも、ここで参加者たちを再び揺さぶって、冤罪犯人と被害者の信頼関係にヒビを入れておいてから終盤に入ったほうが盛り上がったと思われます。

    シューティングについては、もっと短くピンポイントで挿入したほうが緊張感の演出として有効だったのではないかなと思います。脱出ゲーム中に前触れもなく突然シューティングが始まる、とかのほうが本作の雰囲気にあっているのではないでしょうか?

    プレイ時間
    5〜10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 4 2
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
レビューを投稿する

4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。

レビューを投稿する
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月17日〜04月18日