「Slay the Spire: The Board Game」，クラウドファンディングを本日スタート。730枚以上のカードを収録した協力型ローグライクボドゲ

　Contention Gamesは本日（2022年11月2日），Mega Crit Gamesによるデッキ構築型ローグライクカードゲーム「Slay the Spire」のボードゲーム「Slay the Spire: The Board Game」のクラウドファンディングを，Kickstarterで開始した。目標金額は5万ドルだが，原稿執筆時点（11月2日17：00）で120万ドル以上の支援額を集めている。


　「Slay the Spire: The Board Game」は，1〜4人用の協力型ボードゲームだ。プレイヤーはアイアンクラッド，サイレント，ディフェクト，ウォチャーのうち1人を担当してダンジョンに挑み，最奥に潜むボスの撃破を目指すことになる。

　シンプルなデッキを持ってゲームをスタートし，戦闘やイベントをこなしつつデッキを強化していく，原作をリスペクトしたデッキ構築システムが採用されている。死んでしまったらゼロからやり直しになるのも原作通りだ。

Which way?https://t.co/YpkMFeDBBH pic.twitter.com/Osg8vwb7aQ

— Contention Games (@ContentionGames) October 6, 2022

　ゲームは“act”によって区切られており，ボスを撃破するごとに次のactに進むことができる。どのactまでプレイするか（どのボスを最終ボスとするかは）はプレイヤーが任意に決定できるという。

　パッケージには730枚以上のカードと各種ゲームボードに加えて，専用スリーブも含まれている。カードは両面仕様となっており，カードの強化（アップグレード）は，スリーブ内でカードを裏返すことで表現する仕組みになっているようだ。


　支援コースは複数用意されており，100ドル以上で通常版のパッケージ，145ドル以上でフィギュアやプレイマットなどの特典を含むコレクターズエディション，210ドル以上でベータアートのカードがセットになった「ネオーのオール・イン」がリターンとして提供される。また，各リターンには今後に達成したストレッチゴールの内容も含まれる。

　Kickstarterの紹介ページでは，本作の説明書（英語）も公開されているので，ゲーム内容をチェックしてから支援を決めたい人は確認してみよう。

Kickstarter「Slay the Spire: The Board Game」プロジェクトページ