このゲームの読者の評価
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シリーズ化により化ける可能性大いにあり! 75 - 投稿者:semipop(男性/30代)
- 投稿日:2022/02/14
- 良い点
- ・カードだけですべてを表現するというのはとてもオシャレ
・主要スタッフがニーアシリーズの人たち
クリエイティブディレクターがヨコオタロウ
音楽は岡部啓一チーム
デザインは藤坂公彦
・シナリオはまあまあ良い
・遊び心地は良い
10時間強でクリア出来るが、序盤中盤終盤常にスラスラと進められて気持ちが良い
特にジャンプ機能を付けたのは英断。退屈な部分が一気に減った
・おそらく誰でも攻略サイトを見ずにクリア出来る難易度
謎解きはヒントが出るし、次の目的地をいつでも表示する機能がある
・過去のヨコオタロウゲームのような意地悪なイベントは無い(それを望む人には物足りないかもしれないが) - 悪い点
- ・10時間強でクリアできるボリュームというのはアリだと思うが、3500円という価格に見合うかは……
・メニューUIが悪い
メニュー画面でLR押すと「そこが切り替わるのかよ」と突っ込みたくなる
キャラクターの装備やスキルを変更するのも一苦労
アイテムの所持数も明示すべき
武器屋で武器を選ぶときに既に所持しているか分からない
全体的に優等生のこのゲームの中でUIだけは絶対許さない
・テンポが悪い
特にバトルでは進行が遅くてヤキモキする。エンカウント率が高いのも辛い
↓
アップデートで高速モード追加。ただし高速モードではボイスが消えるので注意 - 総評
- テーブルトークRPG風というよりはゲームブック風RPGなのだが、今作はそもそもダイスを回して当たり判定決める必要性が全くないのに見た目だけのためにダイスを使ってテンポを損ねたのは惜しかった。
似たゲームとしてレベルファイブの『クリムゾンシュラウド』の場合、プレイヤーが任意の場面でダイスを増やせるという機能が”わざわざダイスを使って当たり判定を決める”ことに意味を与えていたのでそういった機能を本作にも欲しかった
はっきり言って『長所も短所も少ないゲーム』である。目に見える部分では。
そこが『地味すぎて宣伝しにくいゲーム』という自虐広告だと思うのだが、これだけ触り心地の良いゲームなのだから優秀な開発スタッフだと思う(UIデザインだけは除いて)
本作は無駄な部分を削ぎ落したシナリオもバトルも探索も王道RPGといえるものだが、無駄な部分を削ぎ落し過ぎたように見える
だからこそ続編『できそこないの巫女』は楽しみ。シナリオもバトルももっと色々な変化を与えれば『Voice of Cards』のポテンシャルは引き出される気がする。2作で終わってほしくない。売れろ! - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 4 5 4
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