バカーは本日(2022年11月2日),ホラーADV「
霧雨が降る森」の
リメイク版を,
Steamで11月16日にリリースすると発表した。価格は1680円(税込)。
「霧雨が降る森」は,クリエイターの
真田まこと氏が2013年にフリーウェアとして公開したホラーADVだ。多方面で反響を呼び,ゲームは有志の手で多数の言語に翻訳され,反響を受けて発売されたコミカライズは40万部,ノベライズは20万部を超えるヒット作品となった。
リメイク版では,
すべてのドット絵が描きおろしとなり,
新たなマップなどが追加される。さらに,フリーウェア版の前半と後半の合間を描く
追加シナリオや,新たな分岐ルートも用意されるという。
また,英語,中国語簡体字,中国語繁体字,韓国語にも対応を予定しており,これらの言語への対応時期については後日の発表を予定しているとのこと。
Twitter公式アカウントでは,リメイク版のスクリーンショットが公開されているほか,グッズやメディアミックスの情報も掲載されている。本作に関して,今後の動きが気になる人はフォローしておこう。
この度、株式会社バカー(代表取締役:中西洋介 本社:東京都中野区 https://www.gamemaga.jp/)が運営するゲーム連載メディア「ゲームマガジン」は、マルチ ED ホラーゲーム『霧雨が降る森』 のリメイク日本語版を2022年11月16日にリリースすることを発表します。
Steam ストアサイト
https://store.steampowered.com/app/2106810/
リリース日 |
日本語版 2022年11月16日(水)(予定)若干前後する可能性があります。 |
開発元 |
真田まこと |
発売元 |
ゲームマガジン |
価格 |
1,680円 |
対応言語 |
日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語 |
権利表記 |
c真田まこと / vaka, Inc. |
■一足先に「日本語版」が遊べるようになる『霧雨が降る森』リメイク版、11月16日リリース
2022年8月にSteamストアページが開設され、秋にリリースすると発表していた『霧雨が降る森』リメイク版ですが、この度、日本語版の販売を11月16日(水)より開始することとなりました。『霧雨が降る森』は、TVアニメ化もされたサイコホラーADVゲーム『殺戮の天使』の作者・真田まこと氏が、2013年10月に初めて公開した作品で、2014年から翌年にかけてコミカライズ・ノベライズ・ドラマCDなど様々なメディアミックス展開が行われたマルチEDホラーゲーム。昨年10月にリメイク版の制作の決定を発表した際に、旧版をプレイしたことがあるファンを中心に大きな反響を呼びました。英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語のリリース日に関しましては、後日解禁いたします。
主なリメイク箇所
●①会話、イベント
演出、マップなどがグレードアッ従来の作品が、RPGツクールのデフォルト素材を概ね用いて制作された内容だったのに対して、今回登場するリメイク版では、全てのドット絵を描き下ろし。特に物語の舞台となる阿座河村は、旧作に登場しなかった村のマップが新登場。キャラクター立ち絵イラストやキャラチップ、作中のセリフなども、2022年に公開されるゲームとして相応しい内容になるべく、全面的に作り直されています。約9年前のフリーゲーム版をプレイしていない方にも新作として楽しんでいただける内容を目指しています。
●②追加シナリオや分岐ルートを搭載
一方で、旧作シナリオの前半と後半の間には「第二章」として、主人公のシオリと共に阿座河村での日々を満喫しながら、自由にミニゲームや探索を進めていくシナリオが登場。個性豊かな阿座河村の住人たちとの時間を過ごせます。さらに新規のエンディング分岐では本作に登場する怪物・ことりおばけの真実が明かされたりと、フリーゲーム版では描かれなかった新情報も複数追加。
序盤から終盤まで分岐ルートも複数存在し、正規のエンディングを制覇すると”特別なシナリオ“が解放されます。フリーゲーム版をプレイしたユーザーにも、十分に楽しめる内容になっています。
●あらすじ
両親を亡くして天涯孤独となった神崎シオリが、両親の部屋から見つけた一枚の写真――そこには、幼い頃の自分と両親、祖父らしき人物が写っており、「阿座河村」という見知らぬ地名も記されていた。
阿座河村へ向かったシオリは、足を踏み入れた資料館内で須賀孝太郎と出会う。そして、管理人である須賀から早く帰るよう強く促されてしまい......。
阿座河村内を探索していくうちに、どんどん明かされる“真実”。全てが明らかとなったとき、シオリが取った行動は――。
■『霧雨が降る森』リメイク版の開発画面をお届け。公式Twitterアカウント日々更新
2022年8月11日より動き出した『霧雨が降る森』公式Twitterアカウントでは、『霧雨が降る森』の最新情報をお届けしています。リメイク版や、朗読劇、グッズに関する情報を配信しているほか、時折、Twitterアイコン配布などの皆さんに楽しんでいただけるような“スペシャル企画”も実施。リメイク版が発売された後も、耳寄りな情報をたくさん呟いていきますので、お見逃しなく。
TwitterURL
https://twitter.com/krsm_rain/
●リメイク版の開発画面を不定期で投稿
現在Twitterアカウントで投稿しているリメイク版開発画面は、すでに公開されている旧版との違いが明確にわかり、ファンの期待度をさらに高めています。
ハッシュタグ:#阿座河村の一コマ
旧版で描かれなかったシオリと須賀のシーンもあります |
リメイク版で新たに登場するキャラクターも写っています |
■年分の想いを込めた”充実の舞台“朗読劇チケット第2次抽選先行予約受付中
2022年12月10日・11日に上演される朗読劇『霧雨が降る森』のチケット第2次抽選先行予約は11月6日まで。
朗読劇『霧雨が降る森』では、昼の部でシオリ視点の物語、夜の部で須賀視点の物語が描かれ、各公演の内容が大幅に異なります。「SIDEシオリ」は原作本編を徹底再現しており、阿座河村へやってきた後にシオリが体験する“恐怖”や“スリル”を観客も味わえるような作りに。一方、「SIDE須賀」は今回の朗読劇でしか観られない特別なストーリーとなっており、普段言葉を発しない須賀が長年抱えてきた秘密や、シオリへの“想い”を知ることができます。声優・ダンサー陣の巧みな表現が織りなす“昼夜2視点”の物語を、多くの方に会場で目の当たりにしていただきたいです
朗読劇の内容やチケット情報などの詳細は
公式サイトに掲載しています。
https://readpia.jp/event/kirisame/
■『霧雨が降る森』とは?
TVアニメ化もされた『殺戮の天使』の作者・真田まこと氏による、マルチエンディングの探索ホラーADVゲーム。初制作のゲームながら2013年の公開直後から大きく話題を呼び、様々な国で有志による翻訳版が登場。メディアミックスではコミカライズが40万部、ノベライズが20万部を超えるヒットとなり、ドラマCDも制作された。10周年を控えた2022年秋に、グラフィックが一新されて大幅にストーリーが追加された「フルリメイク版」が発売予定。
●作者紹介:真田まこと。
日本のゲーム作家。2013年10月にインターネット上で公開した処女作ゲーム『霧雨が降る森』が注目を集め、各国で有志による翻訳版が制作される人気となった。その後2015年8月から翌年2月までゲームマガジン(※当時はニコニコゲームマガジン)で連載されたゲーム『殺戮の天使』が、アニメ化もされた大ヒット作品に。二作ともにコミカライズやノベライズなどがマルチメディアで展開され、広い年齢層に多くのファンがいる。繊細な人物描写と大胆なプロット構成、文学性とエンターテイメント性を両立させたストーリーが、長年にわたり高い人気を博している。