プレイレポート
「パックマンワールド リ・パック」先行プレイレポート。数々の新要素を追加したリメイク作は,遊びやすさもパワーアップしより爽快に
オリジナル版の世界観とゲーム性を残しつつ,グラフィックスやボス戦のバトルシステムをアップデート。アクション要素も追加されており,より快適で爽快に楽しめるアクションゲームとして進化している。
発売に先駆け,先行体験会に参加することができたので,最初のステージである海賊船エリアのプレイをお届けしよう。
「パックマンワールド リ・パック」公式サイト
多彩なステージでパックマンの3Dアクションを楽しもう
本作のメインモードである「クエストモード」は,悪のロボット“トックマン”の陰謀で誘拐されたファミリーを救うため,パックマンがゴーストアイランドを探検するというストーリー仕立てになっている。
冒険のエリアは,海賊船エリア,古代遺跡エリア,宇宙エリア,ビックリハウスエリア,工場エリア,ボスやしきエリアの6か所で,それぞれに複数のステージが用意されている。
また,各エリアの最深部にはボスが待ち構えており,最終ステージには,最大の敵である“トックマン”も登場する。
ゴーストアイランドの全貌。ここから各ステージに出発する |
おなじみのキャラクターが,所狭しと飛び跳ねる!敵キャラクターのゴーストたちは,ステージごとに違った扮装で登場するのがとても可愛い |
パックマンのアクションは多彩ながら,操作方法はシンプル。そのどれもが簡単で覚えやすいので,初めてのプレイでも,数回試せば,迷うことなく繰り出すことができるだろう。
ステージ内で入手した黄色いドットを投げる“パックドットアタック”は,離れた敵への攻撃に使える。ジャンプ中にもう一度ジャンプボタンを押すことで急降下する“ヒップアタック”は,攻撃にはもちろん,宝箱を開けたりスイッチを押す役割も持つ。
ヒップアタックは特に多用するアクションのひとつだ |
また,勢いをつけてダッシュする“パックダッシュ”は,激突の衝撃で敵を倒すだけでなく,坂道を登る手段としても活用できる。
より広い範囲を攻撃できる“ボムアタック”や,手に入れることで画面内の敵を一掃できる“ボムドット”も強力な攻撃として重宝するだろう。
なお,水中は泳いで移動するのだが,ステージにある銀色のドットを取って“メタルパックマン”になると,水底を歩いたり,水の中でヒップアタックを発動したりもできる。
今作から登場する新アクションは,ジャンプ中に空中に留まる時間を長くする“ふんばりジャンプ”や,パワークッキーを食べることで大きくなり,オリジナル版のようにゴーストを食べることができる“巨大化”などが用意されている。巨大化は,初代パックマンの要素を3Dで再現したアクションで,新しくも懐かしい気分を味わえるのだ。
状況によってアクションを使い分け,ギミックを解き,敵を倒しながら進んでいこう |
ゲームシステムに細やかな難度調整がなされており,アクションゲームとしてはとっつきやすい本作。しかし,アクションが苦手のプレイヤーのために,落下ポイントに補助の足場“かんたんブロック”が配置されたり,ふんばりジャンプが長く使用できる“かんたんモード”も用意されている。
ステージの最後には,道中集めたコインを使ってスロットマシーンを遊べる。スコアや残機アップが狙えるのだ |
ステージで手に入る特定のアイテムを使用することで,“メイズモード”が開放される。これはオリジナル版にもあった要素で,エリアごとに異なる特徴の迷路が楽しめるもの。また,クエストモードの全ステージをクリアすると,オリジナルの「パックマン」も遊べるようになるので,ストーリーを楽しんだ後も,遊ぶ要素に困ることはなさそうだ。
見慣れた配置ながらも,新鮮さがあるメイズモードの画面 |
賑やかなステージの仕掛け,手に汗握るボスバトル
ステージには,さまざまな仕掛けも用意されている。トランポリンやヘリベーター,スイッチなどがあり,パックマンのアクションと組み合わせることで効果を発揮するものが多い。
また,扉の上部に表示されているものと同じフルーツを入手することで開く“フルーツとびら”は,中に宝箱が用意されていることも。プレイの進行に関係のなさそうな仕掛けも,できるだけ解除していくと,その後の戦いなども楽になるだろう。
ダッシュでヘリベーターを動かし,宝箱の元へ! |
ボスの登場するステージは,エリアにより大きく雰囲気がことなるようだ。今回プレイした,海賊船エリアのボス“ウィンバッグ”は,追ってくるウィンバッグの砲撃を避けながら横スクロールの画面を逃げ切る前半戦と,異なるパターンの砲撃を跳ね返して戦う後半戦の二段構え。砲撃を打ち返すためには多少のタイミングとコツが必要で,ほどよいスリルと手ごたえを感じる難度であった。
ウィンバッグ戦前半。早く逃げないと,砲弾にやられてしまう! |
後半。弾の飛んでくる場所にも注意し,どのスイッチを押すかを決める |
ほかのエリアのボス戦では,知恵を絞って攻略法を見出すアクションだけでなく,シューティングあり,レースありと,アクションゲームの域を超えた要素がたくさん詰め込まれているようなので,各バトルごとに違った楽しさを味わえそうだ。
「パックマンワールド20th アニバーサリー」と異なる要素が追加されていることで,オリジナル版を遊んだことがある人も,新鮮な気持ちで遊ぶことができる「パックマンワールド リ・パック」。バンダイナムコスタジオがが手がける楽曲もすばらしいので,たまにはプレイの手を止めて,音楽に耳を傾けてみるのもよさそうだ。
子供から大人まで直感的に楽しめそうなタイトルなので,「パックマンワールド20th アニバーサリー」の発売から23年経った今,改めてその世界に浸ってみてはいかがだろうか。
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PAC-MAN WORLD Re-PAC & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
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