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「OXENFREE II: Lost Signals」,2023年内への発売延期をアナウンス。Netflix Gamesでは前作「OXENFREE」が日本語対応で配信開始
Steamの「OXENFREE II: Lost Signals」ストアページ
前作「OXENFREE」は,第二次世界大戦中に利用されていた軍事基地の廃墟がある海岸沿いの小さな町カミーナを訪れた,アレックスら高校生のグループが怪奇現象に巻き込まれていくというストーリーが展開する。英語では“カミング・オブ・エイジ”などと表現される成人式のようなイベントを迎えて,若者たちが子供から大人へと成長していく過程をうまく描写したリアルな会話が持ち味のクラシカルスタイルのアドベンチャーゲームとなっており,グラフィックスやオーディオ,そしてゲームシステムも合わせて高く評価されている。
その続編となる「OXENFREE II: Lost Signals」では,前作のイベントから5年後に故郷であるカミーナへと戻ってきたライリーを主人公にし,謎の無線信号を調査するためにエドワード島に潜入した彼女らに,想像を絶する体験がのしかかってくるストーリーとなっている。すでに公開されているSteamストアページでは,インタフェースと字幕が日本語化されることも表記されている。
カリフォルニア州グレンデール市を拠点にショーン・クランケル(Sean Krankel)氏とアダム・ハインズ(Adam Hines)氏の2人によって結成されたNight School Studioだが,「OXENFREE II: Lost Signals」のアナウンス直後の2021年9月にNetflix Gamesに買収されたことが発表(関連記事)され,それに伴い新作のリリースも一旦は2022年に変更されていた。今回のさらなる1年の延期については,ファンの期待に応えるためにより完成度を高めると共に,対応言語も増やしていくための措置であるとしている。
なお前作「OXENFREE」は,25作品を超えるNetflix限定モバイルゲームが楽しめるNetflix Gamesの対応作品(リンク)にラインナップされており,公式では初めて日本語対応する形で配信されている。同サービスの登録者であれば,モバイルアプリからダウンロードしてプレイできる。
アメリカのニュースメディアCNBCが報じるところによると(リンク),Netflix Gamesのユーザーベースは,映像配信サービスの全登録者数2億2100万人の1%にも満たない人数しか利用していないなど低迷しているとされる。しかし,同社は新たにフィンランドのヘルシンキ市に社内スタジオを設立したことを発表しており(関連記事),すでに買収している同国のNext Games,そして傘下のNight School Studioや,テキサスのBoss Fight Entertainmentと連携させることでテコ入れを図り,今後はさらに多様性のあるゲームをラインアップに加えていくとのことだ。
「OXENFREE II: Lost Signals」公式サイト
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(C)2022 Netflix
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