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西和彦氏が「MSX 3.1」の写真を公開。複数モジュールを組み合わせたパワフルなマシンに
MSX 3.1(MSX engine3+MSX 64bit armx4&FPGA)にMSX video engineをつないだMSX3の完成版です。
— 西 和彦 Kazuhiko Nishi (@nishikazuhiko) October 13, 2022
これで、CPUは
32ビットが2つ
64ビットが4つと
64ビットがもう4つ 合計8つ
JetsonのGPGPU
でかなりのことができるようになります。
あとは、スムーズに使うことの出来るソフトが大切です。 pic.twitter.com/3gS1VUAKX4
西氏の一連のツイートによると,MSX 3.1は,以下に示す複数のモジュールで構成されているようだ。
- MSX engine3:Armアーキテクチャの32bit CPUを2基搭載
- MSX engine3.1※:Armアーキテクチャの64bit CPUを4基搭載
- FPGA搭載用モジュール:名称未定でFPGAもまだ搭載していないとのこと。「UltraScaleFPGA engine」という記述もある
- MSX Video Engine:NVIDIA製開発キット「Jetson Nano」ベースのビデオエンジン。Jetson Nanoは,Arm製の64bit CPU「Cortex-A57」を4基と,NVIDIA製の128コア版GPU「Maxwell」などを統合したSoC(System-on-a-Chip)である
※西氏のBlog記事 #747にある名称
MSX engine3 のMSXMです。
— 西 和彦 Kazuhiko Nishi (@nishikazuhiko) October 13, 2022
ご参考まで。
マザーボードには最大16枚までMSX100busでスタックできるようになったいますので、いろいろな組み合わせが出来て、夢が広がります。 pic.twitter.com/6AWdlJtjkj
現状のシステムだけでも,10基のCPUとNVIDIA製GPUを組み合わせた複雑なもので,これで何ができるようになるのかは興味深いところだ。
今後のMSX 3が気になる人は,西氏のツイートをフォローしておくといいだろう。
西和彦氏の公式Twitter
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