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西 和彦氏,「MSX0 Stack」のクラウドファンディングキャンペーンをCAMPFIREで開始
CAMPFIRE「MSX0 Stack」キャンペーンページ
2021年8月に「次世代MSX」の開発を示唆する書き込みを自身のTwitterアカウントで行った西氏(関連記事)は,1977年にアスキー出版を設立して「月刊アスキー」を創刊し,1983年には,8bitパソコンの共通規格であるMSXを提唱するなど,黎明期のIT業界やゲーム業界に大きな影響を与えた人物だ。CAMPFIREで西氏は,「約40年の時を経て、あらためてMSXを発展・展開させていきます」と述べている。
次世代MSXの開発も進めている西氏だが,クラウドファンディングの対象である「MSX0 Stack」は,市販の小型マイコンモジュール「M5Stack」に,公式エミュレータを搭載したもの。MSXエミュレータのほか,MSX-BASICインタープリタやMSX-DOS,MSX-BASICコンパイラ,MSX-C,MSX-Cライブラリも同梱され,ゲームを含め,MSX,MSX2,MSX2+向けに作られたROMカートリッジを動かすことができるという。
基本セットは2万9999円で,リターンの発送は7月以降と発表されている。懐かしのゲームをプレイするだけでなく,プログラムの基本を学んだり,小型IoT機器としても使えそうなので,気になる人はCAMPFIREのキャンペーンページをチェックしてほしい。
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MSX 3
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