2024年11月14日から17日まで韓国・釜山で開催されているゲームショウG-STAR 2024で,Lionheart Studioは同社が開発中の
「Project S」「Project Q」「Project C」の世界観を体験できるエリアを展開している。タイトルごとにデコレーションされた3つの部屋を,順路に沿って回っていく形式だ。
最初の部屋では
「Project S」が紹介された。Unreal Engine 5で制作されたSFルートシューターであり,文明崩壊後の世界が舞台となっている。荒廃した部屋には,敵と思われるモンスターが展示され,クラゲのような謎の生命体のホログラムも浮かんでいるのを確認できた。また,人類再建のためにシェルターが重要な役割を果たすようで,その外観が映し出されていた。
続く
「Project Q」の部屋は,幻想的な雰囲気となっていた。こちらは,北欧神話を題材としたAAA級のMMORPGで,3Dスキャンやモーションキャプチャなどの最新技術が使われている。同じく北欧神話を題材とした
「オーディン:ヴァルハラ・ライジング」(
iOS /
Android /
PC)を手掛けたLionheart Studioの作品ということで期待が高まる。
最後は,ファンタジー世界の学園で美少女たちと交流できる収集型RPG
「Project C」だ。この部屋が最も広く,キャラクターの人気投票や,コスプレイヤーとの簡単なカードゲームも楽しめた。
メイドカフェのような内装から,日本の「萌え」カルチャーに影響を受けているとは感じたが,耳を澄ますと日本語が聞こえてきたことには驚かされた。韓国のゲームショウなのに,流れていたトレイラーが日本語音声,韓国語字幕となっていたのだ。日本でのリリースも十分に期待できそうなタイトルなので,今後の展開に期待したい。