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「Phantom Blade Zero」,品質向上を最優先。新年恒例トレイラーおよび実機プレイ動画の公開を見送り
開発元のS-Gameはこれまで,2024年と2025年の中国春節に合わせ,干支をモチーフとした特別なプロモーション映像や新たな実機プレイ動画を恒例企画として公開してきた。
「Phantom Blade Zero」は2026年9月9日リリース。個性的な敵の数々を確認できるトレイラーが公開に
本日(2025年12月12日)開催の「The Game Awards 2025」で,「Phantom Blade Zero」のリリース日が2026年9月9日と発表された。主人公のスピーディなアクションや,トリッキーな動きを繰り出す敵の数々を確認できるトレイラーも公開されている。
そうした流れを踏まえつつも,本作のプロデューサーを務める梁 其偉氏は,個人のSNSを通じて今年の企画を見送る方針を発表した。
梁氏によれば,本来は今年も干支である「馬」をテーマにした実機プレイ企画を進めていたものの,慎重な検討を重ねた結果,公開を見送る決断に至ったという。
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理由のひとつとして挙げられたのが,発売を目前に控えた現在の開発段階の重要性だ。梁氏は,開発者として最優先すべきは宣伝ではなく作品の質であるとしたうえで,限られたリソースを製品版の開発と完成度の向上に集中させたいと説明している。
もうひとつの理由は,実機プレイ映像がプレイヤーに与える印象への懸念だという。刺激的な映像は期待感を高める一方で,作品の方向性を誤って伝えてしまう可能性があるとのこと。
実際,コミュニティでは「ソウルライクにはしてほしくない」「ハック&スラッシュにも寄せてほしくない」といった相反する意見が見られ,ジャンル認識を巡る議論が続いている。
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梁氏は,「Phantom Blade Zero」は特定の細分化ジャンルに収まる作品ではないと強調した。立体的な箱庭構造のレベルデザインを採用しつつ,歯切れのよいアクション操作と爽快な手ごたえを両立している点に加え,武器のアップグレード,アクセサリーの収集,スキルツリーのアンロックといった育成要素も盛り込まれている。
こうしたバリエーション豊かな要素は,数分程度の実機プレイ映像だけでは十分に表現しきれないと判断し,今回は情報発信をあえて控える決断に至ったという。
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なお,本作は予約開始以降,PlayStation 5およびSteamにおけるウィッシュリスト登録数が,わずか15日間で100万件を突破した。内訳としては,半数以上が海外市場からの登録で,欧米に加え,ブラジル,トルコ,中東地域などでも高い関心が寄せられているとのことだ。
開発の最終段階において,あえて露出を抑え,作品そのものの完成度を追求するという判断が,最終的にどのような結果につながるのか。発売に向けて,「Phantom Blade Zero」の今後の動向に注目したい。
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