「アイプリバース」で育てたマイキャラと「ひみつのアイプリ」でも遊べる。先行試遊レポートをお届け

　2024年4月4日から稼動する「ひみつのアイプリ」と「アイプリバース」は，それぞれ異なる遊び方が用意されたアーケードゲームだ。

　ひみつのアイプリは，カードを動かしてリズムゲームをプレイするもので，これまでの「プリティーシリーズ」にはない遊び方が楽しめるタイトルとなっている。
　一方アイプリバースは，自分だけのマイキャラに特化した作品だ。歴代プリティーシリーズのキャラクターも登場するため，シリーズファンにとって嬉しい展開も楽しめる。実際，4月4日に始まる「1だん」では「プリティーリズム・オーロラドリーム」のあいら，りずむ，みおんが登場する。

当時のゲームCGと同じ姿で登場するあいらたち。最新のゲームCGに合わせてしまうと，別のキャラのようになってしまうため，あえて当時のままにしたそうだ

　この2作品は，それぞれ単独で遊んでも楽しめるが，一緒に遊ぶとさらに楽しくなる。今回は，一足先に2作品まとめて試遊してきたので，一緒に楽しむ遊び方をお届けする。

自分だけのマイキャラと，あのキャラが一緒に遊べるアイプリバース

　アイプリバースを初めて遊ぶ時，まず自分だけのマイキャラを作成する。お金を入れて，セーブコードをスキャンして，マイキャラのニックネーム，誕生日を設定する。誕生日は，マイキャラルームの登録に使うため，忘れないようにしよう。


　セーブコードは，店舗で配布しているカードや，3月30日に発売される「ひみつのアイプリブレス」のほか，無料のWebセーブカードに記載されている。Webセーブカードの詳細は，筐体のモニター下に案内が貼られているので，そちらを確認してほしい。

　誕生日を設定すると，いよいよマイキャラの見た目を決める。
　これまでのシリーズ作品にもあった「はだ」「まえがみ」「うしろがみ」「ヘアカラー」「アイカラー」「メッシュタイプ」「メッシュカラー」「メイク」「ワンポイント」のほかに，髪につけるアクセサリ「ヘアデコ」，ひまりたちも付けている「アイプリブレス」の選択が可能だ。

アイプリブレスはアニメの進行に合わせて追加されるとのこと

　見た目の次は，本作から登場した「ドリームシステム」の設定をする。ドリームは「シンガー」「ダンサー」「モデル」の3種類から選べ，ドリームのランクが上がることで，さまざまなマイキャラパーツが手に入る。

特別なドリーム「オーロラプリズムスタァ」は，2回目以降のプレイで設定可能になる

　ここまで決めれば，自分だけのマイキャラが誕生する。なおマイキャラの見た目の一部やドリームは，いつでも変更できるので，いっぱい遊んで，よりこだわったマイキャラを育てよう。

　マイキャラ特化のアイプリバースだが，遊ぶキャラをマイキャラ，ひまり，みつき，サクラの4人から自由に選べる。キャラクターを選ぶと，アイプリたちが活動する空間にイン！　アニメと同じような演出でアイプリバースの世界へ向かうので，この間にコーデが描かれたカード「プリフォト」を読み込み，着替えよう。


　メインコンテンツの「アイプリひろば」では，マイキャラのほかに4人のキャラが待っている。この4人のなかから1人を選んで一緒に遊ぶことができるが，完全ランダムなので遊びたいキャラがいない場合もある。そんなときは，画面右下に表示される「いれかえ」を選び，2人のキャラを選択することで，違うキャラに変更できる。ただし，いれかえは1回目ではできず，連続プレイの2回目から選択肢が登場する。

キャラの上に表示されているコーデは，そのキャラと遊んだときに手に入りやすいコーデとなっており，必ず手に入るというわけではない

　キャラを選ぶと，次に一緒に遊ぶゲームを選択できる。「リズムゲーム」，または友だちと写真が撮れる「パシャリング」のどちらかを遊ぼう。

　リズムゲームの楽曲は，ランダムで4種類選ばれ，そこから好きな楽曲を選択する方式だ。ただし，一緒に遊ぶキャラがあいら，りずむ，みおんの誰かの場合は，当時のアーケードゲームで使われていた楽曲4曲が確定で選出される。
　2つのボタンで遊ぶリズムゲームは，曲によって難度が異なるといった印象で，実際に遊んでみた「Step! Step! Step!」は結構難しかった。


　パシャリングは，2人のキャラをひたすらかわいく撮影するゲームだ。
　いろいろなポーズが出てきて，どんなかわいい写真を撮ろうかなぁ……と考えていると，突然のプリズムジャンプが！　あまりに突然のことで反応できず，うまく撮影はできなかった。プリズムジャンプは，動きが素早いため，しっかりと集中して撮影に挑みたいところ。慣れればいける気がするので頑張ろう。なお筆者は，プリズムジャンプの撮影に2回失敗した。かなしい。

　ゲームが終わると，コーデが手に入るチャンスだ。
　お金をさらに投入することでルーレットが回り，配出されるコーデが決定する。コーデを購入すれば，ミニゲームを連続で4回遊べるのだが，遊んでいくうちにチャンスと書かれたコーデが増える。

チャンスのコーデは，一緒に遊ぶキャラを選んだときに表示されていたコーデだ

　さらに，プリフォトにプリントする写真を選ぶのだが，ライブで遊んだ場合も選択可能だ。ライブの写真は横向きのものも選べるのだが，顔がアップになりやすいのがありがたい。

横向きのプリフォト。表情が分かりやすくてかわいい。カード自体が透明なのもかわいいポイント！

縦向きのプリフォトは，全体を写したいときに選ぶといい。縦向きでもキャラが1人の場合は，表情が分かりやすいカードになる

マイキャラでも既存キャラでも楽しめる「ひみつのアイプリ」

　ひみつのアイプリでは，アイプリバースと同じセーブコードを使ってプレイすることで，マイキャラでライブが遊べる。ただし，アイプリバースで準備する必要があるので注意しよう。
　アイプリバースのメニュー画面で「コーデをとうろく」を選び，好きなコーデに着せ替えて，登録することでひみつのアイプリでもマイキャラを使って遊べる。

登録できるコーデは3セットまでとなっている

　ひみつのアイプリでは，最初にカードが配出されるので，初めてプレイするときはそのカードを使ってみよう。ライブで遊べる楽曲は，カードに紐づけられているので，いろいろなカードを集めることで，さまざまな楽曲で遊べるようになる。

カードが傷つきにくい仕様にはなっているそうだが，心配な人は透明なスリーブを使ってもプレイできる

遊べる楽曲はカードの裏面に記載されている

　ライブは，カードをフラットパネル上で動かして遊ぶ。1枚もしくは2枚で遊ぶことができるが，こちらのリズムゲームはアイプリバースに比べて難度が易しめな気がした。1枚で遊ぶ場合は片手でプレイできるので，キャラのかわいい姿をスマホで撮影しながらプレイすることもできそうだ。
　うまくカードを動かすと，ゲージが溜まってバズリウムチェンジに！　光り方が本当にかわいい。


　実際に触ってみて分かったが，どちらもプレイすることで，マイキャラのさまざまな姿を楽しめるのがとても魅力的だった。自分だけのキャラということで愛着を持ってマイキャラと接する人が多いプリティーシリーズだが，これまで以上にマイキャラとの日々が楽しめそうだ。ぜひマイキャラをどんな子にするか，考えながら稼動を待ってほしい。

「ひみつのアイプリ」「アイプリバース」公式サイト