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[プレイレポ]君はたまご,ぶつかると割れる。割れずに進め。高低差を見極めて,“やさしい着地”を心がける精密2Dアクション「Fowl Damage」
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印刷2024/07/20 16:00

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[プレイレポ]君はたまご,ぶつかると割れる。割れずに進め。高低差を見極めて,“やさしい着地”を心がける精密2Dアクション「Fowl Damage」

 京都のみやこめっせで開催中のインディーゲームイベント,BitSummit Driftにて,Red Nexus Gamesが9月14日の発売を予定している新作「Fowl Damage」のデモ版が出展されていたので,さっそく遊んでみた。

画像集 No.001のサムネイル画像 / [プレイレポ]君はたまご,ぶつかると割れる。割れずに進め。高低差を見極めて,“やさしい着地”を心がける精密2Dアクション「Fowl Damage」

 本作のデベロッパは,ピンボールとローグライク要素を合体させた「Peglin」を手掛けたRed Nexus Gamesと,開発者のMay Gardens氏の連名となっている。May氏はPeglinのアートワークを担当したクリエイターであり,今回は1人で開発を行っているとのこと。そのため,アートワークの雰囲気はPeglinに近いものがあるが,システム面はまったく異なる内容になっている。

Red Nexus Games 公式サイト



卵は不器用,高さの調節とかできない

それでも優しく着地する方法を探そう


 Fowl Damageの主人公は,謎の研究所で生まれた意思を持つ卵だ。不思議な力で高くジャンプできる――というかジャンプの高さが固定で,しかも非常に高い――が,卵なので強い衝撃を受けると割れてしまう。
 何らかの手段で衝撃を抑えれば割れずに生き残れるので,一気に落下しないで着地できる場所を探しながら移動し,ジャンプの際にはやさしい着地を心がけなければいけない。

卵は転がるごとに表情を変えて,なんだか楽しそう。舞台となる施設はなんとも不穏な雰囲気だが……
画像集 No.002のサムネイル画像 / [プレイレポ]君はたまご,ぶつかると割れる。割れずに進め。高低差を見極めて,“やさしい着地”を心がける精密2Dアクション「Fowl Damage」

 段差から降りる順番を考えるだけでなく,落下速度がゼロになるジャンプの頂点に合わせて着地したり,ギミックを利用して高低差を縮めたりと,“割れる卵”というキャラクターの特性をしっかりと生かしたステージ構成になっているのが面白い。追いかけてくるボスから逃げるシーンでは,ひとつひとつのジャンプのたびに「割れやしないか」とヒヤヒヤさせられた。

 また,こうした高難度アクションではお馴染みだが,いくつかの部屋にはコレクションアイテム「ピンク色の羽」が置かれている。能力にはまったく影響がないので無視してもいいのだが,存在する以上は取りたくなってしまうのがゲーマーのサガ。そして,いざ取ろうにも微妙に難しいのだ。

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 アクションの手触りが気持ちよく,割れてしまっても即座に(本当に一瞬で!)チェックポイントから復活できるので,リトライのストレスはほぼない。デモ版の範囲に限った話ではあるが,素早い操作を求められる場面は限定的で,基本的にはしっかりと狙いを定めて遊ぶパズルアクションという印象を受けた。

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 ちなみに,Steamのストアページでは「精密プラットフォーマー」のタグが付けられている。精密な調整が必要な場面は確かにあるものの,一般的な精密プラットフォーマーとはちょっと意味合いが異なる気がした。

 うまく表現するのは難しいのだが,一般的な同ジャンル作品で問われるのは「危険な罠の間を素早くすり抜ける精密さ」に対して,本作の場合は「スプーンの上に乗せた卵を落とさないように走る精密さ」に近いといったところか。

会場ではスタッフがプレイし,最速クリアタイムを掲出していた。初見プレイでは至難だろうが,何度も挑戦して記録更新を目指してみよう
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画像集 No.008のサムネイル画像 / [プレイレポ]君はたまご,ぶつかると割れる。割れずに進め。高低差を見極めて,“やさしい着地”を心がける精密2Dアクション「Fowl Damage」

 Steamで公開中のデモ版では,出展されていたバージョンで楽しめる序盤ステージに加え,製品版に収録予定のレベルエディタも体験できるようだ。

 残念ながら日本語には対応していないが,テキストを読む要素は一切ないので支障はない。というわけで,デリケートな卵を転がしてみたくなった人はダウンロードしてみよう。攻略後にはSNSでクリアタイムを共有してみるのはいかがだろうか。


「BitSummit Drift」公式サイト

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