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Intel,大幅な低消費電力化を実現したSSD「SSD 530」シリーズを発表。2.5インチとmSATAに加えて,M.2タイプも用意
SSD 530シリーズは,従来品の「Solid-State Drive 520」(以下,SSD 520)よりも,低消費電力化された点が最大の特徴といえよう。たとえば,2.5インチ SATAタイプの場合,SSD 530の消費電力はアクティブ時が平均195mW,アイドル時は平均125mWとのことで,SSD 520のアクティブ時平均800mW,アイドル時平均600mWと比べて,消費電力は4分の1以下という値を謳っている。
一方で,性能面は若干だが低下しており,シーケンシャル読み出しは540MB/s(SSD 520は550MB/s),シーケンシャル書き込みは490MB/s(同520MB/s),ランダム読み出し/書き込みも,それぞれ41000 IOPS/80000 IOPS(同50000 IOPS/80000 IOPS)だ。想定される用途として,UltrabookやノートPC,ディスプレイ一体型デスクトップPCや超小型PC「NUC」(Next Unit of Computing)が挙げられているので,ピーク性能の低下を甘受してでも,低消費電力化を優先した製品というところだろうか。
フォームファクタ別の容量ラインナップは以下のとおり。2.5インチ SATAタイプの場合,容量80GBから480GBまでの6製品がラインナップされている。秋葉原のPCパーツショップでは,すでに2.5インチ SATAタイプの一部製品が販売されているとのことだ。
フォームファクタ | 容量 |
---|---|
2.5インチタイプ | 80GB,120GB,180GB,240GB,360GB,480GB |
mSATAタイプ | 80GB,120GB,180GB,240GB |
M.2タイプ | 80GB,120GB,180GB,360GB |
Solid-State Drive 530 製品情報(英語)
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Intel Solid-State Drive
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