台湾時間2017年5月30日,COMPUTEX TAIPEI 2017が開幕した。PCゲーマーによく知られたメーカーやブランドのブースが軒を連ねる展示会場の南港展覧館(Taipei Nangang Exhibition Center)では,未発表の「
Intel X299」チップセットを搭載するマザーボードがずらっと並んでいるが,そんな中,ASRockがMini-ITXフォームファクタの製品「
X299E-ITX/AC」を展示していたので,取り急ぎお伝えしたい。
X299E-ITX/AC
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これがLGA2066パッケージに対応するCPUソケットだ
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X299E-ITX/ACは,PC4-25600(DDR4-3200)以上のメモリモジュールに対応するという,金属カバー付きのSO-DIMMスロットを4本搭載し,PCI Express Gen.3 x4対応のM.2スロット
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1とSerial ATA 6Gbpsポート
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6をそれぞれライザーカード上に搭載する仕様となっている。LGA2066に対応すると言われる未発表CPU「
Skylake-X」(開発コードネーム)のマルチコアを活かした,持って運べるゲーム配信マシンなど,さまざまに利用できそうで,夢が広がるマザーボードだ。
M.2スロットはPCI Express接続のカードとなっており,それがマザーボードに差さっている
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Serial ATA 6Gbpsポートが載るサブ基板(左)。フロントUSB 3.0用と思しき端子も見える。I/Oインタフェース部はこんな感じ(右)。USB 3.1 Gen.2はType-A,Type-C各1となる
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