東京ゲームショウ2018のタイトーブースに,先日,
国内発売が発表された筐体型ゲーム機
「ARCADE1UP」の実機が展示されている。スケールダウンしたアップライト筐体で,アラフォー以上のゲームファンには懐かしいアーケードゲームをプレイできる。2018年12月に発売予定の3種類のラインナップをチェックしてきたので,そのレポートをお届けしよう。
TGS 2018のタイトーブース。「ARCADE1UP」を大きくフィーチャー
![画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/001.jpg) |
このARCADE1UPは,北米のTastemakersが製造販売するゲーム機で,国内ではタイトーが代理店となって販売するものだ。本体はオリジナルのアップライト筐体を3/4スケールに設計し,サイズは483(W)×1163(H)×584(D)mm,重量は約20kgとなっている。ACアダプターを採用した電源周りは国内で使える仕様で,消費電力は30W程度とのことだ。
「ARCADE1UP」の「スペースインベーダー」モデル
![画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/002.jpg) |
オリジナルの筐体との比較。かなり小さく感じられる
![画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/003.jpg) |
身長168cmのコンパニオンさんと並ぶとこのぐらい。駄菓子屋などで見かけた筐体ぐらいだろうか
![画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/004.jpg) |
電源を入れると,タイトルロゴのあとにゲームセレクトができる。モノクロのオリジナル版とカラー版を収録
![画像集 No.005のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/005.jpg) |
「スペースインベーダー」のコントロールパネル。コクピットのようなデザインが秀逸だ
![画像集 No.006のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/006.jpg) |
コントロールパネルの下のアートには,40周年のマークが入る。コイン投入口はない
![画像集 No.007のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/007.jpg) |
マーキーと呼ばれる看板部分。残念ながら,こちらは光らない
![画像集 No.008のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/008.jpg) |
筐体裏は未塗装の板張りで,右下にACアダプターのケーブル穴がある
![画像集 No.009のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/009.jpg) |
画面は液晶ディスプレイを採用。インベーダーの姿もくっきり映っている
![画像集 No.010のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/010.jpg) |
今回ラインナップされたのは,今年40周年を迎えるタイトーの
「スペースインベーダー」,そしてナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)の
「パックマン」「ギャラガ」の3機種。それぞれに2種類ずつのゲーム(スペースインベーダー オリジナルとスペースインベーダー カラー,パックマンとパックマン プラス,ギャラガとギャラクシアン)が収録され,電源投入時に選択が可能だ。
収録されるゲームはすべて海外バージョンで,「ギャラクシアン」のキャラのカラーリングや,「パックマン」のモンスターの名前などが国内バージョンとは異なっているが,ゲームプレイの感覚はもちろん当時のままだ。
コントロールパネルにはジョイスティックやボタンのほか,電源と音量のスイッチ,スピーカーなどを設置。音量は3段階で,最大にするとTGSの会場内でもサウンドが聞こえる程度まで大きくなる。触ってみるとレバーは少し柔らかめで,ボタンは昔のアップライト筐体で見られたストロークのあるものを採用している。
筐体は当時のものとは若干異なる,3機種で共通の形状だが,筐体側面のサイドアートや看板のマーキーのデザインはオリジナルとほとんど変わらず,雰囲気バツグンで見ているだけでワクワクしてしまう完成度だ。ちなみに本体は組み立て式で,大人なら30分~50分程度で完成するそうだ。
こちらは黄色いサイドアートが派手な「パックマン」モデル。「パックマン プラス」も収録
![画像集 No.011のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/011.jpg) |
![画像集 No.012のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/012.jpg) |
「ギャラガ」モデルには前作にあたる「ギャラクシアン」を収録している
![画像集 No.013のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/013.jpg) |
![画像集 No.014のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/014.jpg) |
タイトーの関係者の話では,今回発売される3機種は第1弾で,
次のシリーズも検討中とのこと。価格はすべて5万8000円(税別)で,発売は2018年12月を予定している。特設サイトでは現在,Amazon.co.jpを通じて特別価格での予約を受付中だ。9月22日からの一般公開日でも触れるので,購入検討中の人はぜひチェックしてみよう。
タイトーブースでは「スペースインベーダー」40周年グッズを展示。物販ブースで販売中だ
![画像集 No.015のサムネイル画像 / [TGS 2018]12月発売予定の筐体型ゲーム機「ARCADE1UP」がタイトーブースに出展中。3/4サイズのミニ筐体の感触をチェックしてきた](/games/999/G999902/20180920150/TN/015.jpg) |
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