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FREETEL,Windows 10 Mobile搭載スマートフォン「KATANA」シリーズを発表。OSリリース後に最速での発売を目指す
リリース時期は未確定ながら,発表会で登壇したプラスワン・マーケティング代表取締役の増田 薫氏は,日本マイクロソフトおよびMicrosoft本社と協力して開発中であることを明かしたうえで,「Windows 10 Mobileの登場後,最速で出していきたい」と意気込みを語っていた。
価格は順に1万9800円,2万9800円(いずれも税別)とされているので,単純計算した税込価格は順に2万1384円,3万2184円となる。
freetelあらためFREETELとしてWindows 10 Mobileスマートフォンを投入
プラスワン・マーケティングは2015年2月にスペイン・バルセロナで開催された携帯電話の見本市「Mobile World Congress 2015」に,Windows Phone 8.1搭載スマートフォンを出展し,2015年夏までの発売を目指していた。しかし,Windows 10 Mobileが今後登場することから,ユーザーにOSをアップデートさせるよりも,Windows 10 Mobileに最適化した端末を開発するほうがメリットがあると判断したという。
そんな状況なので,スペックに関する情報が出揃っているとはいえないが,明らかになった部分を紹介しておくと,KATANA 01は,4.5インチで解像度480×854ドットの液晶パネルを採用し,5色展開されるという。搭載するSoC(System-on-a-Chip)はCPUコアを4基統合したものになっており,バッテリー容量は1700mAhだそうだ。ざっくり,ローエンド〜エントリークラスといった印象である。
一方のKATANA 02は,5.0インチサイズで解像度720×1280ドットの液晶パネルを採用し,やはり5色のカラーバリエーションで展開されるという。SoCは4基のCPUコアを統合したもの,バッテリーは2600mAhというスペックのものになるそうだ。
ちなみに,KATANA 01・02は一般消費者向けに販売される製品であるが,Windows 10 Mobile自体がPC用のWindows 10との連携が強化されていることもあって,プラスワン・マーケティングでは,法人需要も期待できる製品と考えているそうだ。そのため,ダイワボウ情報システム(以下,ダイワボウ)と協業し,法人市場での拡大も図るとしていた。
Androidスマートフォンも同時発表
発表会ではWindows 10 Mobileスマートフォン以外にも,「日本の物作りにこだわった」(増田氏)というAndroid搭載スマートフォン「SAMURAI」シリーズ2製品の発売もアナウンスされた。
税別の価格は3万9800円の予定とされている。
新製品の発売にあたって,プラスワン・マーケティングではヨドバシカメラなどと連携して,店頭販売も強化するとのこと。さらに,年内には日本だけでなく世界31カ国で発売する予定で,増田氏は将来的に「日本の携帯メーカーでは世界最大になる」との意気込みを示していた。
現時点では,スペックが明らかになっていない製品ばかりなので,製品の善し悪しを判断できる段階ではないものの,その意気込みは買いたいところ。最終製品の出来映えに期待したい。
FREETEL 新製品予告ページ
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