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スクウェア・エニックス・ホールディングス,「平成31年3月期 第1四半期連結決算」を発表
発表によれば,売上高は454億7000万円で,前年同期比で20.2%減。営業利益は42億5800万円で同66.9%減。そして経常利益は前年同期比42%減の77億円で終わったという。スクウェア・エニックス・ホールディングはこの結果について,平成31年3月期第1四半期には新作ソフトの発売がなかったため前年同期比で減収となり,さらに第2四半期以降に発売する新作タイトルの広告宣伝費を先行して計上した,これが営業損失になったとしている。一方で,ゲームソフトのダウンロード販売は堅調に推移しているとのこと。
スマートフォン,ブラウザ向けのタイトルは,前期にサービスを開始したタイトルの多くが想定を下回る結果となっており,既存タイトルの売上高に上乗せするには至らなかった。
MMORPGの「ファイナルファンタジーXIV」については,前年同期には拡張パックの発売があったため,それに比べて今期は減収減益となっている。ただし,プレイヤーのゲーム内消費は好調を維持しているという。
そのほかでは,アミューズメント事業が店舗事業が堅調のため増収。出版事業が電子書籍の売上が好調で増収。そして,ライツ・プロパティ事業では,前年同期に新規キャラクターグッズなどの投入があったが,今期はなかったため減収になっている。
詳しくは,スクウェア・エニックス・ホールディングスのIRページを参照してほしい。
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