2019年の北米ゲーム産業の収益は，前年比2％アップの354億ドルに

　E3を主催する北米のゲーム業界団体ESA（Entertainment Software Association）と，市場調査会社NPDは現地時間の2020年1月23日，2019年の北米ゲーム市場の売上が354億ドル（約3兆8800億円）を記録したと発表した。
　数字には，PCとコンシューマ機，スマホ向けのゲーム本体およびDLC，アイテム課金，そしてサブスクリプション費用などが含まれており，パッケージ版とPC向けのデジタル版の収益は減少したものの，全体として前年比2％のアップになるという。

U.S. Video Game Content Generated $35.4 Billion in Revenue for 2019

　ESAのプレジデント/CEOのStanley Pierre-Louis氏は，ゲームは依然として成長産業であり，あらゆる年齢や背景の人々がゲームを楽しんでいると述べており，またNPDグループのアナリストMat Piscatella氏は，新しいコンシューマ機の登場やサブスクリプションサービスの発展，クラウドゲームの進歩により，2020年の北米ゲーム産業は急速に成長するだろうとしている。
　詳しくは，ESA公式サイトを参照してほしい。