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スクウェア・エニックス・ホールディングス,令和3年3月期 第1四半期決算を発表
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印刷2020/08/06 17:31

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スクウェア・エニックス・ホールディングス,令和3年3月期 第1四半期決算を発表

 スクウェア・エニックスグループの持ち株会社であるスクウェア・エニックス・ホールディングスは本日(2020年8月6日),令和3年3月期 第1四半期連結決算の発表を行った。対象の期間となるのは2020年4月1日から6月30日まで。

 発表によれば,令和3年3月期 第1四半期の売上高は870億5400万円で,前年同期比で63.2%増。営業利益は245億4900万円で前年同期比241.4%増,そして経常利益は241億6900万円で前年同期比で283.8%増と,大幅な増収増益を記録している。

 個別に見ると,4月10日にリリースされた「FINAL FANTASY VII REMAKE」は,新型コロナウイルスの感染拡大による流通の混乱や停滞に備えてパッケージ販売の製造販売を絞ったため,想定を下回る実績だった一方,デジタル販売が全体的に大きく伸張し,また,4月24日に発売された「聖剣伝説 3 TRIALS of MANA」も収益性の改善に寄与したという。さらに,多人数参加型のオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の月額課金会員数が増加したことなどから,前年同期比で増収増益を記録した。

 同事業のスマートフォン/ブラウザ向けコンテンツでは,「ドラゴンクエストウォーク」「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」の貢献により,前年同期比で増収増益を記録。

 アミューズメント事業では,政府の緊急事態宣言発令を受けて国内の店舗を臨時休業としたことにより,前年同期比で大幅な減収および営業損失を記録したという。
 出版事業では,電子書籍などのデジタル媒体での販売が大幅に増加したことに加えて,紙媒体の販売も好調だったことから,前年同期比で増収増益となり,ライツ・プロパティ等事業も,スクウェア・エニックスのキャラクターグッズやサウンドトラックの販売が好調だったため,増収増益になったとのことだ。

 なお,今後の見通しについては,現在も新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており,事業への影響や消費者のライフスタイルの変化に伴う需要予測が非常に難しくなっているため,令和3年3月期の連結業績予想は,引き続き未定とされている。
 詳しくは,以下のリンクを参照してほしい。

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スクウェア・エニックス・ホールディングス IRページ

令和3年3月期 第1四半期決算短信

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