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スクウェア・エニックス・ホールディングス,2022年3月期 第1四半期連結決算を発表。売上高は増加,営業利益は減少
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印刷2021/08/05 18:12

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スクウェア・エニックス・ホールディングス,2022年3月期 第1四半期連結決算を発表。売上高は増加,営業利益は減少

 スクウェア・エニックス・ホールディングスは本日(2021年8月5日),2022年3月期 第1四半期連結決算を発表した。連結累計期間は,2021年4月1日から6月30日まで。

 発表によれば,売上高は886億400万円で,前年同期比で1.8%増となったが,営業利益は29.5%減の173億1600万円で,経常利益は26.9%減の176億6100万円となった。

画像集#002のサムネイル/スクウェア・エニックス・ホールディングス,2022年3月期 第1四半期連結決算を発表。売上高は増加,営業利益は減少

 ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント事業については,「OUTRIDERS」「NieR Replicant ver.1.22474487139...」などはリリースされたものの,2020年同時期は「FINAL FANTASY VII REMAKE」の発売があったことなどから,前年同期比では減収を記録した。一方で,「ファイナルファンタジーXIV」は会員数が増加したことにより,前年同期比で増収を記録。売上高は698億7600万円で前年同期比6.0%減。また営業利益は171億4700万円で,34.2%減となっている。

 スマートデバイス向けタイトルやブラウザゲームでは,前期の第2四半期以降に市場投入された「ドラゴンクエストタクト」「OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者」,さらに「NieR Re[in]carnation」が収益に貢献した。なお,今期より収益認識に対する会計基準の適用により,収益の表示方法が変更となっているとのこと。

 アミューズメント事業では前年同期比で大幅な増収を記録し,黒字に転換しているが,これは,前年に新型コロナウイルス感染症拡大によって国内の店舗を臨時休業にしていたことの影響だ。
 出版事業は前年同期比で大幅な増収増益を記録しており,電子書籍などのデジタル販売の増加に加えて,紙媒体の販売も好調に推移したとのこと。
 ライツ・プロパティ等事業では,前年に自社コンテンツの新規キャラクターグッズなどの投入を行ったため,前年同期比で減収減益となっている。

スクウェア・エニックス・ホールディングス公式サイト:IR情報

2022年3月期 第1四半期連結決算のお知らせ(pdfファイルが開きます)

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